
実家に戻ってきて大量の昔の雑誌を暇な時に眺めています。
自転車雑誌はサイクルスポーツを中心にニューサイクリングや自転車競技マガジン、サイクルフィールドや創刊時のバイシクルクラブなど。
今から41年前の81年8月号。そこには今も変わらぬ懐かしい風景と10代の頃から30数年お世話になった馴染みサイクルショップの店長の若き頃の姿がありました。
当時のサイスポはツーリング色が濃く、記事はツーリング内容が多く、もちろん自転車はランドナー。
この号では木曽路周辺が巻頭特集されていました。
木曽路は木曽川に沿った大きな谷間を抜ける道ですが、そこから峠を越えた御嶽山を望む開田高原はとても気持ちの良い場所です。そこには森林伐採で活躍した森林鉄道が展示されています。
今時なら不特定多数の見る媒体では絶対やってはいけない行為。展示車両に上がり記念写真を撮る!! 昭和の頃はこんなNG画像も若気の至りとして許されましたね。
こちらは2016年5月に木曽路を走った時の一コマ。今でも同じ場所に綺麗な状態で森林鉄道は保存されていました。屋根のない状態でここまで綺麗に40年以上保存するのは大変なことでしょう。
保存展示したはいいけど、補修費がなくてボロボロになり、結局は撤去解体される全国の旧車両の実に多いこと。我が家近くの公園に展示されていた横浜市電の車両も20年保たずに撤去されてしまいしたから(悲)。
旧車乗りにの聖地のようなショップだったシミズサイクル。当時すでに30年も営業。現在でも営業していますから70年以上の老舗サイクルショップとなりました。残念ながら、今は趣味のサイクリング車の分野は縮小しての営業になってしまいました。お宝古物パーツも残り僅かなようです。
そして、懐かしい恩人の記事を発見します。
セオサイクルM店の元店長です。当時はまだ自分の店を持つ前で本店勤めだったようです。その後、神奈川県に最初のセオサイクルを開店し、最近まで店長を務めていましたが、今は息子さん店を譲り引退してしまったようです。この店長と会わなかったら、私は本格的なロードレースの世界には入らなかったでしょう。
19歳でセマスクルスエタップロードを組み、その後も3台の自転車と1本のフレームオーダーをしています。今のビアンキミニベロやKHSミニベロもこの店で購入したのです。
記事は当時のツーリングパーツを店側目線で語るもの。まだフランス製品が潤沢なじだいでもありましたね。
81年といえば、まだ高校生でした。ようやく富士オリンピックOS15ランドナーを入手して、自転車旅する楽しさを覚えた頃です。あの頃のサイスポにはたくさんの夢が詰まっていたのです♪
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