送り盆の朝、日課となっているゴミ出しついでの朝散歩に出かけます。
今日明日までがお盆休みという方も多いと思いますが、今朝も環状道路では数人のロード乗りを見かけます。しかし、どんなに派手なウェアやサングラス姿でも、よく見るとみなさん白髪混じりの中高年です。
既にピークを過ぎたロードバイクブーム。飽きてしまったサイクリストが多い中、今でも飽きずに自転車走らす方々を見かけますが、その大半が中高年層であり、若い人に定着する趣味にはなりませんでしたね。
50代後半の私が言うのも何ですが、今の50代以上のサイクリストは、若い頃からの遊びとして、自転車趣味の根っこが出来上がっているので、ベテラン・リターン組問わず、自転車遊びを心の底から楽しんでいる人が多いと言うことでしょう。それは車種に限らず。
またまた古いサイスポの紹介です。81、82、83年の9月号。ランドナーでツーリング、ロードレーサーで快走、山サイ・パスハンティング。それぞれジャンルは違えど当時の若者が夢中になっていた自転車遊びです。
この時代を知る人たちが、今ちょうど50、60代となります。
真夏のサイスポといったら「真夏にあった仲間たち」の特集が人気ありましたね♪
当時の読者だったサイクリストの中には、この取材に出会わないか期待しながら自転車ツーリングしていた方も多かったのでは!?
北海道に長野ビーナスライン、奥多摩や京都・北山といった、当時のサイクリストに人気の場所で取材が行われていました。軽装なロード乗りよりも荷物満載のツーリング車の方が圧倒的多数だった時代です。もちろん年齢層も10、20代ばかりですね。若者たちが行動的だった時代ともいえるでしょう。
自身の夏旅を振り返ると、81年夏は2週間の四国旅。82年夏は10日間の東海道・木曽路の旅。83年夏は10日間の北海道旅をしていました。もちろん全て自転車です。
今は夏休み時期であっても見かけるサイクリストは軽装ロードの中高年ばかりですね(汗)。
先日息子は友達と横須賀まで100km程度の日帰りサイクリングに出かけていましたが、その途中で私より高齢(60代半ばぐらい!?)と思われるロード乗りの方に声を掛けられたそうです。
クラシックでネオレトロな息子の自転車を興味深く眺めた上で、今時中学生で真夏のサイクリングは珍しいと言って褒めてくれたそうです。
そして自身の息子にも自転車を勧めたけど、全く興味を持ってくれなかったとも言っていたそうです。
今や少子化で私らの頃より子供の数が半数以下。様々な遊びやスポーツがあるので、自転車好きになるような子供も少ないのでしょう。それに加えて旅心と冒険心も薄れてしまっていますよね…。
自転車やオートバイといった乗り物趣味が若者の特権にも思えていたのも今や時代錯誤。
現代ではそれらの遊び方も、昔からスライドした元少年たち=中高年層の遊びになってしまいましたね。
少なくとも身体の動き続けるうちは自転車に乗りつづけて、見知らぬ土地や路を訪ねたいのです。
☆
今回はコメント欄は空けてありますが、返信が遅れてしまいそうです。
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コメント
コメント一覧 (25)
懐かしい見覚えのあるサイスポの写真📸 何かじぃ~んと来ます🎵
あの時のサイスポを読んでてビーナスラインも走りました💨
熊谷から自走で奥多摩湖や赤城山、筑波山、軽井沢なども行きました💨
とにかく、自転車が楽しくて楽しくてワクワクしていた時代です📝
自分の場合、今ある自転車をまごにあげる予定です
ビアンキミニベロがいいと言ってました🎵 butobosoさんの息子さんのように
自転車の楽しさを伝授するつもりです❢
butoboso0217
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写真1枚目左側のサイスポ81年9月号、インターハイ会場で取材を受けたのでしょう、エアロ車のところで私のコメント掲載されています!!
真夏に出会った仲間たち!リアルで共感出来ました~ご子息も現在のお仕着せの器材とは違う拘りの自転車、分かる人には分かったのでしょうネ!!
歳と共に暑過ぎるのはいただけませんが、自転車への熱い想いだけは絶やさないように心がけたいですネ!!!
butoboso0217
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真夏に出会った仲間たち・・・懐かしいです。
butoboso0217
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butoboso0217
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butoboso0217
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第二次ベビーブーム生まれのアラフィフです(笑)
20代は、オートバイにテント積んでロングに行きましたね😊
北海道、四国、九州など行きました。いろんなことが起こりましたが、滅茶苦茶面白かったですね。屋久島にもう一度行ってみたいです。
人口も違いますし、オートバイのお値段も跳ね上がりましたね。若者の収入が30年間変わっていないなら、ちょっと買えない値段になってますね(^^;
街行く90sの現役スポーツバイクを見ると頑張れ✊‼️と思ってしまいます。でも乗っているのはおっさんなのかな~若者だったら嬉しいですが。
当時の自転車は全くわかりませんが、自転車の旅人はあちこちでみました。北海道のキャンプ場でチャリダー(懐かしい響き)の人と知り合いましたが、1日100kmぐらい走るという彼を当時すごいと思いました。ライダーからすれば、チャリダーは尊敬の対象でしたよ。人力エンジン強い‼️まさかその20数年後、自分が自転車通勤し山にサイクリングに行くとは夢にも思っていませんでしたが😆
butoboso0217
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自転車、バイク
ツーリングの人
おっさんが多いですね。
若い人もいますが、もはや
昔のような盛り上りは
なさそうです。
子供をキャンプツーリングに
誘っても乗り気じゃないし
ソロツーリングなんて
想像もできないです(苦笑)
butoboso0217
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サイスポの夏特集記事「真夏にあった仲間たち」懐かしいですね。先輩が白樺湖YHで、隣のクラスの友達が軽井沢峰の茶屋で取材を受け掲載されて羨ましかったのを覚えています。
HPを作っている人も、維持している人もランドナーからツーリングの世界に入った人も・・・、皆さん高齢化していますね。
私は3台(ロード、ランドナー、diossロード改ポタ車)所有していますが、狭山湖の初日の出でお会いしたラ党の方々と「我々が死んだらこのお宝のパーツで組み上げた自転車もただの屑鉄あつかいなんですかねぇ~」と話をしていました。最近のロードバイク乗りはタイヤ交換程度がチャレンジだったり、こんなレベルや知識ではグリスアップなどの整備なんか出来そうにないですね。
我々の時代のツーリングは自転車屋さんレベルの整備技術を覚えるのが必須だったんですけどね。末永く皆様のHPやブログ、サイクリングが続く事を期待しています。
butoboso0217
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そう言えば10年前、君津から浜金谷を往復していたら「日本縦断」のノボリを立てて走行しているサイクリストに会ったのを思い出しました。歳は70前後で確か2回目と言ってました。
butoboso0217
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若者層の自転車ツーリング人気は1970~80年代に見られましたが,大半は専門ショップの多い大都市圏に偏っていましたね.私が10代を過ごした地域は❝陸の孤島の交通地獄❞で,勿論専門ショップなども無く,同好の友人は皆無で,当時のそれらの雑誌記事を見てはどうにもならない地域的な格差に歯がゆさと羨望が募ってたまらなかったものでした.
高速交通網や情報通信の発達した今日だからこそ,そうした自転車旅の教育的な意義,効用がもっと評価されて良いと思っているのですが.実際,自転車での致命的な危険度は水上での事故より断然低いようにも思えます.何故なら自転車はちょっとした注意を怠らないことで大抵の事故は防げているとみられるからです.
つい1~2日前でしたか,JR長野駅附近で長距離装備をしたサイクリストを3人位見かけた時は思わず応援したくなりましたね.
butoboso0217
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私も高齢者 新入りです!
気持ちは 20代ですけれど・・・(厚かましいにもほどがある)
懐かしいサイスポの表紙写真です。
ツーリング写真に 夢を重ね 胸をワクワクさせました!
自分の子供4人を見ると
長男 囲碁 次男 ギター 長女次女 アニメ
それぞれに 趣味があって それなりに 打ち込んでいます。
(アウトドアや自転車には乗ってくれなかったけれど・・・ま~いいか)
子供の趣味を見て、 それって 嫁さん(インドアの権化)の影響が大です!
「わたしって 子供には 影響力なかったのか~」と
結婚30年で 惨敗感が込みあがりました!
butoboso0217
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確かサイスポだったと思いますが「峠を走る」という企画があり、初代は上智大の井口クン、2代目は早稲田の神保クンだったと思います。神保クンこと、神保正彦氏は大学主催の「Fバッグ付きの自転車での富士スバルラインタイムトライアルで2年連続優勝したと記憶しております。彼のランドナーは神金製で、ロードはサンツアーサイクロンのセットだったと思います。その彼がシマノ工業に入社して、若き頃STIの開発に本場のレース現場に派遣されてメカニシャンとして活躍し、シマノ工業の部長になってSTI開発秘話の本も出されていたと思います。サンツアーのスラントパンタと自社シマノのポジトロンとの合体など、メカを知っている昔のサイクリストならではの能力だと思います。
butoboso0217
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おはよございます。
6日間の旅から月曜夜に帰宅も、たまっていた仕事の山でこの2日間はバタバタでした。
ビーナスラインの記事、写真がとても綺麗でしたよね。当時、私もまだビーナスラインは未走でしたが、この記事がきっかけで走りに行きましたよ。
当時は何処へ出かけても旅する若いサイクリストが溢れていましたよね。そしてピースサインなどの挨拶もごく当たり前でした。今はそういう風習すらなくなってしまい残念なのです。
butoboso0217
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おはようございます。
完覇!超記録!!さんも取材受けていたんですね!! 当時のサイスポは読者参加型の雰囲気も強かったですし、やっぱり若者が自転車で青春する姿はツーリングであれ、レースであれ輝いていましたよね♪
やっぱり若い子には、もっともっと外で遊ぶ楽しさを知ってほしいです。それが都会の繁華街ではダメですけどね(苦笑)。
butoboso0217
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おはようございます。
乗り手もビルダーもメカニックも高齢化進んでますよね(悲)。
最初は懐疑的でしたが、自転車専門学校の若い卒業生が自転車関連の仕事に従事していくのは良い流れに今は思っていますよ。我々の好みとは違いますが、ハンドメイド展で見かける卒業生の作品には新鮮さやオリジナリティがありますしね♪
この当時の若者サイクリストが今の中高年ロードブームの主役です。そんな流れも昔のランドナーブームがあったからでしょう。
butoboso0217
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おはようございます。
自転車は、自分の体力に合わせて乗り続けられる素晴らしい趣味ですよね♪
中高年ロードブームのおかげで、確かに若い子も見かけるようになりましたね。ただ、中高生はまだまだ少ないですよね。息子の話でも、同級生では皆無のようです。今の子供達は運動部・帰宅部がはっきり別れているようで、昔のように帰宅部ながらも休日はサイクリングに出かけるような子は希少なようです(悲)。
当時のサイスポは表紙写真の車種ジャンルも様々でそれを本屋で見つける楽しさもありました。今は毎回ロードですから…。
butoboso0217
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おはようございます。
ヒルクライムが得意だったんですね。羨ましいです、私は若い頃から登りは苦手でしたから。当日は練習走行の時に取材を受けられたんですね!!
ゲリラ的な取材は確かに怪しんじゃいますよね(苦笑)。
20年ぶりぐらいの京都街歩き、半日だけでしたが楽しめました。観光客少なくてびっくりです!! 鉄道博物館、予想よりも立派でこちらも堪能できたましたよ。次回訪ねる時はもっと時間をとってゆっくり巡りたいのです。
butoboso0217
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おはようございます。
80年代前半はオートバイよりも自転車ツーリストの方が多かったのですが。半ば過ぎからは圧倒的にオートバイツーリストが増えましたね。ただ、元サイクリストのオートバイ乗りが多かったので、お互いを励まし合うような絆がありましたよ♪
屋久島は良いですよね。島なのに、深い山域のような雰囲気があり、水がとても綺麗!!
トロッコが現役で動き、そこを歩いて古い屋久杉を眺められる体験は他では出来ませんしね。
北海道は3回自転車で走りましたが、この大地だけはオートバイ向けだと思ってますよ(苦笑)。
butoboso0217
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おはようございます。
オートバイも自転車も若者の特権的な趣味だと思っていたのですが、それは大きな誤りでしたね(苦笑)。
昔も今も群れたがる人が多いですから、少子化の現在では尚更若者の一人旅は難しいでしょうね。昔はそんな若者が多かったから、ちょっと勇気出せば飛び込めましたけどね。息子さんもサッカーで忙しかったりするでしょうし、休みの日には出かけずにゆっくりしていたと思うのも仕方がないと思いますよ。ウチの息子は美術部なんで土日は暇だから出かけだかりますけどね(汗)。
butoboso0217
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はじめまして。当ブログへの訪問&コメントありがとうございます。
白樺湖YH懐かしいです。当時はYHという宿泊施設も若者が旅に出やすいインフラのような役目でしたよね。サイスポのサイクル日記なんかも良い刺激になりましたし♪
狭山湖のラ党の人たち、参加したことはありませんが、複数の人とブログで交流続けていますよ。発起人のTさんとは一緒に走ったことはないのに居酒屋オフ会しましたし(笑)。
悲しいかな、知り合いのサイクリストの方が音信風により、亡くなられていたなんて事も増えてきました。元ランドナー少年のような日本の自転車文化は残念ながら継承されずに廃れてしまいそうですよね(悲)。
butoboso0217
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おはようございます。
リフレシツュするための旅から帰宅も、仕事の山ができていて、この2日間はバタバタでした…。でも、すっかり空気は入れ替わり涼しくもなりましたね。
友人二人もサーフィン続けてますよ。元は同じ自転車趣味でしたがサーフィンが永遠の趣味としてハマったようです。ウェットスーツやボードもオーダーメイドで作るようですね。そんな流れも自転車と似ているのかもしれません。
定年退職後に再び第二の青春として自転車乗る人も増えましたね。健康で生きている証拠でもあるのでしょう。登山も中高年増えて若者は減りましたよね。
butoboso0217
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おはようございます。
確かに趣味の地方格差はありますよね。自転車はまずはショップ選びから始まりますから地方だと敷居が高い部分もあったと思います。
ただ、ランドナーブームの頃は旅するサイクリストが多かったので、本格的なサイクリストは都市部よりも地方で多く見かけました。そんな場所で出会うと意気投合することも多かったですしね♪
今は都市部では多くのローディーな方を見かけますが、地方を旅していて見かけることはとても少ないです。見かけても中高年ばかりですし。若い旅するサイクリストを見かけたら確かに応援したくなりますね。ウチの息子もそんな感覚の人から声を掛けられたようですよ。
butoboso0217
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おはようございます。ってかもう昼近くになってますね(汗)。
TAKOぼんさんはミニベロ新人ですよね♪ ようこそミニベロの世界へ(笑)。
サイスポは若者向け、ニューサイは成人向けり住み分けが出来てましたね。それがサイスポは色気出して流行り物の車種の広告塔的な雑誌ににってつまらなくなっていきました。まぁ結果的にはそれで今も月刊誌として発行しているのですから大したものですが。
今の子供達には何でも良いから夢中なる趣味が欲しいですよね。それがケームだったりするとちょっと複雑ですが…。息子さん、一度自転車ツーリング出かけましたよね。あれでハマり切れなかったのは残念ですが、趣味の無理強いも出来ませんよね。
butoboso0217
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こんにちは。
神保くんの記事が掲載されていた頃が私のサイスポデビューです♪
当時の企画の多くは若者ツーリングを即すような記事でしたよね。神金ペガサスは私も若い頃にオーダーして乗っていました。大学のサイクリングクラブモデルも売っていたり精力的でしたが、何故か今も乗り続ける人は少ないですね。アルプスとは実に対照的です。
神保くんはシマノの開発部で働いていたんですか!! STIはスラントパンタシステムなしでは出来なかったですね。axシリーズのポジトロンメカは役に立ちませんでしたから。私はツーリング主体ながらも競技もしていたので、STIは早くから取り入れて使ってましたよ。だから古いパーツは好きですが、今の愛車は大半がインデックス付きです。
butoboso0217
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