今のロードレーサーのフレームはカーボン素材のおかげで形状は様々。
愛車のフレーム形状やカラーがお気に入り♪
そんな思い入れのある人も多いと思います。


しかし、自転車の顔はチェーンホイールです。
奇抜なフレーム形状にも目を奪われますが、
一番目が行く場所はクランク周り。
ですが、昨今はチェーンホイールが没個性。
形状だけでなく色までブラックとなっては、
自転車の顔としての存在感は薄れるばかりですよね…。
この10数年のカンパチェーンホイールの比較です。

下・カンパコーラス(2000年頃の製品)
右・カンパアテナ(2010年頃の製品)
上・カンパポテンツァ(現行品)
同じカンパでも時代により、これだけデザイン意図が変化します。
最近の製品はカンパ、シマノを問わずもボルト類を隠すのがトレンド。
整備性を考えると???なのですが。
そして、ロードパーツまでMTBのようにPCD110が普通に。
インナー34T、これにリアのロー側が32Tなんて組み合わせも。
昔ならツーリング車でも特殊だったスーパーローなギヤ比。
車重が9kgを切るような車体にこのギヤ比が必要なのか!?
そんな考えを浮かべる人は、昔からのサイクリストだけなのかな(苦笑)。

シュパーブプロ(初代モデルPCD144)+スギノマイティ52×42T

TAシクロツーリスト(5ピン)+46×36×26T

スギノプロダイ(5ピン+PCD144アダプター)+スギノマイティ50T

ストロングライト49D(5ピン)+52T

シュパーブプロ(最終モデルPCD130)+スギノナイン&テン50×38T
昔のクランクはPCDが合えば他社製品のギヤ板の互換性は高かったです。

しかし、今時の製品はクランクに対する専用ギヤ板のセットとなります。
おかげで好みのクランクとギヤ板との組み合わせはNG。
自転車の顔であるチェーンホイールが没個性になったのも、
これが大きな要因といえるでしょう。
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