TOEIパスハンターで約30年使い続けていたサンツアーシュパーブプロ最終型をお役御免としました。
トリプルギヤ化でキャパシティが足りなくなったのが最大の要因ですが、これまでフリクションで使用を続けていても不満は全くありませんでした。
特にFDはキャパシティ16Tながら、44×26Tのギヤを変速してくれました。さすがにスムーズさは欠きましたけどね。
使い込んだ左のRDを未使用品と比べると、一目瞭然。
30年使い続けたRDはネーム部分が擦れてしまっています。ただ、2型シュパーブプロのように掃除で空拭きしただけで剥がれてしまうチープなプリントとは比べ物にならないほど耐久性が高いです。
FDに関しては当時希少ともいえる刻印ネーミングとなっていましたし。
2代目の負の部分をしっかり3代目で改良してきたのです。
耐久性の高さといえば、シールドプーリーも削れが少なく、メカのカシメ部分のガタも殆どありません。
経験上、これは同時期販売のデュラエース7400シリーズよりも耐久性が高いです。
悲しいかな販売末期はサンツアーに体力がなく、結果シュパーブプロ3代目(最終型)は長らく販売が続けられ、6~8速の間も同じメカ(小改良のみ行われていた)となります。
その間、最大のライバルであるシマノデュラエースは7400、7401、7402と改良を続け、9速の7700シリーズが販売されていましたから。
しかし、シュパーブプロ3代目は最初の設計と材質、組み付け精度がとても真面目に作られていたということで、長い酷使にも根を上げずに使い続けられた訳です。
電動メカにシフトしていく昨今のメカは、長く大事に使い続けることを否定する作りです。
それは自転車趣味を愚弄しているように思うのは私だけでしょうか。
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