古い自転車雑誌は良き参考書でもあります。ヤフオクなんか見ていると古い自転車雑誌が高額取引されているようですが、我が家には自身で購入したものと義父からもらった自転車関連の書物がたくさん揃っています。
義父は昔自転車にハマっていてツノダサターンロードをオーダーします。そこからは残念ながら長続きせずロードは物置で放置。今そのロードレーサーは私が譲り受けてレストア再生しました。そして雑誌類も同時に譲り受けたのです。
1975年(昭和50年)、まだ私が小学生だった頃のサイクルスポーツの広告にはSUZUKIのサイクリング車の広告がありました。
もちろんSUZUKIは今でもモーターサイクルメーカーとして現存しますが、そのルーツは実用自転車に簡易的なエンジンを組み込んだオートバイの販売となります。
しかし、昭和50年代前半はまでは自転車販売も積極的に行われていたようです。
広告のサベージSV-10R、当時としてはかなり高級タイプの部類でしょう。現金価格81,000円!!
「10段変速が頼もしい最高級ツーリング車」
リア変速機には何とシマノクレーンが取り付けられています!!
まだデュラエースが販売前のシマノの最上級メカをツーリング車で採用していたのです。
颯爽と前傾で走らせる女性サイクリストの写真も目立ってます。この頃は、まだ自転車趣味は大人の世界といった感じでしょうか。
隣ページのゼブラケンコー自転車の輪行サイクリング車も79,000円と高価です。この時代でも三角クロモリでなく、オールクロモリのダブルバテッドチューブというのも凄いですね。しかもWレバーも直付けタイプです。
昭和50年代は一気に若者向け入門用サイクリング車が増えた時代。同時に自転車製造メーカーの統廃合が進んだ時代でもありました。
SUZUKIはモーターサイクルに専念し、ゼブラケンコーは消えて行きました。
ただし、SUZUKIに関しては現在でも電動アシスト付き自転車の販売は続けています。
以前も記事にまとめたBSワンタッチピクニカの記事。
http://butoboso0217.livedoor.blog/archives/6904181.html
ピクニカの名称が本決まりになる前は、キャリイサイクル「スニーカー」と呼ばれていたようですが、現行のBS自転車のラインナップにも「スニーカー」と名乗るミニベロがあったんですね!!
ワンタッチとはいかないけど、折りたたみ車に「スニーカー」の名を付けたということは、商標登録を昔の段階でしていたということなのかな!?
〔JR非電化路線乗り回しの乗り鉄親子の旅〕
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1日目/常磐線と水郡線を乗り継いで会津若松へ
https://butoboso.blog.fc2.com/blog-entry-680.html
2日目/只見線と飯山線 キハ110乗り継いで長野へ
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