私が最初に購入した本格的サイクリング車は高校一年の夏に購入した富士オリンピックOS15ランドナー（本体価格88,000円）でした。この自転車に着いていたギヤクランクは、TAと同じ5ピン式のスギノ・スーパーマキシィにルネパターンのチェンリング付き。今思えば、ルネ・エルスのギヤ板を模したデザインは高級感を感じますが、当時の私は、このルネパターンが嫌でして…。
やはり、当時のランドナーといえば、このTAのクランクとチェンリングが一番人気であり、私にとっても憧れの品でした。バフ掛けピカピカの仕上げにもウットリでした!!
とはいえ、貧乏学生の私は、パーツにお金を掛けるよりも旅の資金を確保する事が最優先でしたので、社会人になるまでは、お預けとなりました。
ところが社会人になると、ストロングライト49Dのデザインに魅了されてしまい、自身初となるペガサスのオーダーパスハンターに組付けたのはストロングライトのクランクにTA44×26Tギヤの組合せに落着いてしまいました。
しかし、やっぱりTAのクランクには憧れ感を引きずっていて、30歳前にオーダーしたセマスのスポルティーフでようやくTAシクロツーリストのクランクをセットを付ける事が出来たのでした!!
TAはダブルの組合せが似合っていると思いますが、ランドナーやキャンピング車では、やっぱりトリプルの組合せですね。写真は46×36×26T
後期型は、トレードマークの黒シールではなく、本体にシルバープリントされています。TAらしくないですよね。微妙に面取り加工も変更されています。つい最近まで再生産されていたようですが、現在は製造中止。しかし、近年のツーリング車の需要の高さから、再びロッド生産される可能性は高いでしょう。
古物系マニアな方は、ギヤ板に刻印されていないものは駄目出しされる方も多いようです。同じく取り付けのピンも刻印あるなしに拘る人も多いですね（苦笑）。写真のモノはセンターのみ近年モデルのギヤ版が付けられています。歯の形状が新旧で違っていますね。
TAは古いモデルですので、8速までのチェーンしか使えないと書かれている方もいますが、私のスポルティーフは当初の74デェラ8速から77デュラ9速に変更しましたが、チェーントラブルは起きていません。
●TAシクロツーリスト・クランクセット（TAプロフェッショナル5ピン）
購入価格12,800円（2005年購入時クランクのみ）、現在は20,000円以上←値上がりし過ぎですね!!
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