二六荘の下宿部屋は見た目以上に快適でした。
まぁベンチで寝袋にくるまってでも平気で寝られちゃうような私ですから、畳の上ならどこでも快眠間違い無し♪
宿でオンボロ自転車を借りて島を巡る事にしましたが、いきなり港では、軽トラのおじさん(宿の主)に自○カップルと勘違いされて「そんな所から飛び込むなよ~!!」と大声で叫ばれました。どうやら観光客皆無、ましてや若い男女が遊びに来るような島ではないので、飛行機を降りた時から要注意人物としてマークされていたようですw。
大東島といったら、天気予報の台風情報で名前を耳にすることが多いと思います。知名度はとても高いのですが、どんな島なのか想像したことがあるでしょうか?
当時は年間観光客が20人程度と言われていましたから驚きです!!
島で一番の観光名所!?
戦時中前後に鉱石を採掘して昭和25年に閉山された、鉱石貯蔵庫跡です。島に出稼ぎ労働者が溢れ、一番活気があったそうです。島に3つある港のひとつ西港にあるのですが、立ち入り禁止もなく自由に廃墟を見て歩けます。廃墟マニアな方にはたまらない場所でしょう♪
宿の二六荘は、島のコンビニも兼ねています。下町の駄菓子屋のような雰囲気。この島では何もかもが昭和のままの時間が流れていました。ちなみに食事処が島に1軒だけなので、宿は1泊3食付きが基本となります。この日の昼食は沖縄惣菜たっぷりのお弁当でした。
沖縄に限らず、日本の離島はどんな小さな島でも郵便局だけは立派だったりしますよね。北大東も例外ではなく、郵便局と土建業者の建物だけは立派なモノでした!!
怪しげなのぼり。ムーチーって何ですか!? ←後日別の離島で嫌というほど食べさせられました。ムーチー=笹団子みたいなものです(汗)。
1.船が漁から戻ってきました!!
2.港で待機する大型クレーン車のロープに船を固定!!
3.吊上げてクルマの後部に積み込んで終了♪
深い海底に珊瑚が隆起して出来た島なので、普通の港は作れません。
漁船はこんな感じでクレーン車で釣り上げで着水を行います。那覇から船でこの島に渡る場合は、檻のようなゴンドラに乗せられて上陸する事になります。←乗ってみたかったぁ!!
島の産業は、他の沖縄離島と同じくさとうきびとなります。製糖工場が元気に稼動していました♪
波打ち際に近付く事は全くできません。沖縄の島と言えば砂浜ビーチ!! のイメージがこの大東島では全く当てはまりません。島民の方は全員泳げなかったりして!?
〈1999年1月訪島〉
●北大東島の案内サイト←便利な時代になりました。
昔はこんな情報が何も無く…。
なお、この旅の詳しい模様は、旅からすVol.2に掲載しております。
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