みなさんはご自分の自転車のホイール(ハブ)の
エンド幅はご承知でしょうか?
今でこそ、ロードバイク130mm、MTB135mmが当たり前になっていますが、フリーの多段化の進む以前の5段、6段の時代はエンド幅120mmが一般的でした。このサイズにピンとくる方はシングル派の方ですね。
競輪=ピスト車は今でも120mmです。
トップ写真の私の山用自転車、MTBがこの世に生まれる前から日本に存在していたパスハンターという車種なんですが、エンド幅が120mmなんです。
このサイズのハブはもちろん「カセットフリーハブ」ではなく、昔ながらの「ボスフリーハブ」。本体にフリーが付いているのでなく、スプロケットにフリーが組み込まれているタイプです。
●ハブ本体はこんな感じです。
左がボスフリーのハブ。右は現在のカセットフリータイプ。
ボスフリーハブは、ハブ本体にフリーを取付けるネジ切りがあるのみです。
このタイプのボスフリーは一時期生産すら行われておらず、ユーザーは自分でパーツをストックするしかありませんでした。
ところが、最近の自転車ブームでボスフリーも新商品が発売されるようになりました。現在入手しやすいのは、低価格品のシマノ・中国製品のHGタイプ、台湾サンレース製品、そして高級タイプが、アメリカIRD製品となります。私も先日ストック用にIRDの13~24Tの5段を購入しました。
我が家に現在ストックされているボスフリーです。
左下=IRDボスフリー5S、左上=サンツアーウイナープロ5S、真中=初期型デュラエース5S、右=サンツアーウイナープロ・ウルトラ6
先日の山岳ツーリングで後輪のスホーク切れが発生、20年近く酷使した事もあり(歯飛びも酷かった…)、ホイールごと交換することにしました。
初期デュラエースハブを使用していましたが、これまた古物のカンパレコードに交換。120mmのボスハブなんて古いモノしかありませんので(汗)。
ホイールはストックしておいたアラヤ20Aリム(650A×36H)、
ハブは30年前のカンパレコードのスモールボスハブ。
カンパのクイックは今見ても凝った造形で美しいです♪
ボスフリーはサンツアーウィナープロ・ウルトラ6の13~23T。
これは実家から、引き上げて来た古物パーツ類。
フロントキャリアとアルミボトルは高2の時に購入した
富士オリンピックOS15ランドナーに付いていたモノです。
クロモリフレームの自転車は長持ちするのはいいですが、古い規格の部品を使い続けるのは大変です。まさにクラシックカーのユーザーみたいなものですね(笑)。
速く走る事を望まなければ、古い自転車というのは実に味があり、
いじくり甲斐があるんですよね。
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