グランツールはみなさんご存知でしょう、ヨーロッパ3大ステージロードレース、
「ジロ・デ・イタリア」「ツール・ド・フランス」
「ブエルタ・ア・エスパーニャ」の総称です。
日本では何故かツールばかりが知名度高く、ロードレースでもないのに、やたらとツール・ド・○○○と名前を付けて客寄せする傾向がありますね(苦笑)。
先日から古いニューサイクリング誌を読み返している事を日記に書きましたが、
懐かしいヘルメットの広告(84年)が目に入りました♪
ど~ですか!? この30年前のメットの形を見て。
自転車は総じて、パーツから本体まで昔の方が格好良いと思っていますが、
ヘルメットに関しては、昔のモノはレース以外では被りたくなかった(汗)。
お世辞にもコレが格好良いなどとは思わないですよね(苦笑)。
当時は日本アマチュア自転車競技連盟(現日本自転車競技連盟)公認の
ヘルメットは少なく、コレでも最新鋭のデザインでした。
もしやと思って、自転車秘宝棚を引っ掻き回したら、
なんと昔被っていたメットが残ってました!!!!。
今被っているモノと比べると、その差は歴然(笑)。
昔のレーサー達は公道練習の時はノーヘル。
たまに被っている人を見かけると大抵は競輪選手の方たち。
そして冒頭紹介のグランツールでさえ、
90年頃までノーヘルのレーサーばかりでした。
先日見た茄子のアニメは、作り手の拘り(たぶん私と似ています♪)なのか、
主人公はサイクルキャップでレースに出場していますね。
このヨーロッパスタイルのガチンコレースが格好良く見えたものです!!
安全性もありますけど、メットとサングラスは
スポンサーが機材として使わせる事で
商品を売り込みたいといった経緯から普及したのです。
ところが、日本では違いました。メットはレースに出る為の必需品。
だから普段被らないロード乗りも、レースではきちんと着用していたのです。
昨今、メット被らないヤツは自転車仲間じゃない!!
なんて言う人が居ますが、
その考え方や発想こそ危険な流れだと思ってます。
正直、ワタシはヘルメットはあまり好きではありません。
だから、走りの用途や場所によって、被る・被らないを判断しています。
同じくメットをあまり好まない、友人8氏とのツーショット。
こんなクルマの滅多に通らない地方の山間部をのんびり走る時には
危険性は少ないので、お互いが好きなスタイルのキャップを被ります。
そして、メット嫌いでもファストランのような走りでは被ります。
こういった使い分けをする事が出来るのが大人の趣味ではないでしょうか!?
自転車趣味の全てをロードレーサー目線で語ってはいけないですよね。
そして、その逆も。
ツーリング派だけの目線で語るのも同じくNGでしょう(汗)。
お互いの走りの趣旨や志向を理解する気持ちを持たなければ
自転車趣味人としては失格だと私は思うのでした。
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