最近自転車を始めた方と、昔から続けている人とでは
自転車美学も大きく異なるのは仕方がないでしょう~♪
だから、ブランドに対する拘りも当然違いますよね。

台湾が本格的なロードレーサーを作れるようになったのは、
90年代に入ってからと私的には思っています。
カーボンフレーム全盛の昨今では、ブランドの国は違えど、
生産拠点が台湾主流なのは、周知の事実ですよね(苦笑)。

カーボンのみならず、クロモリフレームすらイタリアの工房で作られているのか怪しい老舗ブランドも多く、この辺りは日本のフレームビルダーと違い顔の見えるフレーム作りとは言えなくなっているような気がします(汗)。

昭和から続ける自転車趣味の人には、やっぱり特別なイメージを持つ
ブランドが、コルナゴとデ・ローザではないでしょうか!?
でも、この老舗2大ブランドの販売戦略は見事に異なります。

コルナゴは台湾メーカーと早くから手を結び、
下手をするとブランドイメージを壊しかねない、
普及価格帯のMTBからクロスバイクまでを幅広く扱う。

一方、デ・ローザは家族経営での小規模工房のスタイルを近年まで貫き、
20万以下のフレームは存在しない高額さでブランド力を保ち続ける。
どちらが正しい等とは軽々しく言えませんが、
衰退するイタリアブランドの中では
今でも輝き続けているのは凄い事ですよね♪
以前日記で取り上げた、78年発行のサイクリング少年向きの本です。
●ノンフィクション・スポーツ車のすべて!!●


この時代に我々中高年ベテランサイクリスト達は、
イタリアブランド信仰を刷り込まれて来た訳ですから、
今の乱発する台湾メイドのOEM供給された
自転車には違和感を持つのです(汗)。

そして、イタリアンフレームにはカンパしか無い!! と言った戯言も(笑)。

ちなみに、チネリやビアンキといった老舗ブランドも捨てきれない存在!!
でも既にブランドだけでイタリアの職人魂は薄れてしまいましたね(悲)。
☆
こんな事を書いておいて、
私のメインの自転車は台湾メイドのビアンキ・ミニベロ。

製造元は兎も角、雰囲気がクラシカルでお気に入りの一台なのです~♪
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