大人から子供まで楽しめる優良アニメ作品を作り続けるスタジオジブリ。
このジブリ作品には、自転車がやたらと出て来る事にお気づきでしょうか!?
「となりのトトロ」では、親子3人乗り。
「魔女の宅急便」と「耳を澄ませば」では男女2人乗り。
もちろんアニメの世界ですから、
いつも自転車マナーに苦言を呈す私ですが何も言いません(苦笑)。
ジブリ作品に携わるスタッフには自転車好きが多い事は有名です。
直接のジブリの関わりはないですが、「茄子」シリーズ2本は、
自転車ロードレースアニメとして、今のブームの先駆けのような作品。
絵柄からも分かるように、ジブリ作品に準ずると言っても良いでしょう♪
さて、もう1本ジブリ作品で自転車が活躍するアニメ劇場作があります。
地味な内容ながらも時代背景や演出・脚本がよく出来ていた
「コクリコ坂から」です。
原作は少女マンガですが、うまくアレンジしてジブリ作品になっています。
この作品は、私の住む横浜の街が舞台。
昭和38年ですから、私はまだ生まれていませんが、
両親は兄を育てながら南太田で生活していた頃です。
奥の高台に見える、和風と洋風の合体した珍しい邸宅「柳下邸」は、
コクリコ荘のモデルになった場所です。
そして、このシーン!!
ジブリ作品お馴染みの、自転車タンデムシーン♪
※良い子は真似しないでねぇ(笑)。
この場所は、本牧間門あたりか? それとも新山下、小港町あたりか!?
ダイハツ・ミゼットも描かれていますね。
写真は、旧柳下邸近くの滝頭にある横浜市電保存館
作中には、古い商店街や廃止された横浜市電も登場しますが、
その昭和30年代頃の雰囲気を色濃く残す商店街も健在です。
そこは、根岸線の根岸駅~磯子駅間の国道16号に面した場所に位置する
『浜マーケット』です。
横浜マーケットではありませんよ(笑)。
横浜には、昭和の香りのする商店街は数多く残りますが、
大抵はリニューアルされ、今風に綺麗にされているのです。
しかし、ココは昔のままの雰囲気!!
2007年に放火事件が起き、商店街自体の老朽化も問題視されましたが、
今でも昔のままのスタイルで商いを続けています♪
近くには、大型ショッピング施設が出来たりもしましたが、
「コクリコ坂から」の頃と変わらぬ商店街が、
今でも営業を続けている事は奇跡でもあり、素晴らしい事ですね。
☆
今年に入り、「風たちぬ」と「かぐや姫の物語」をようやく視聴できました。
どちらもよく出来た作品ですが、正直な所、監督・関係者の自己満足的な作品に
なってしまったような気がします。
その点では、「コクリコ坂から」は目立たぬ作品ですが、
ジブリ映画らしい作品と思っています♪
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