前回の記事「自転車担ぎ」を行なってきました。
桜の季節になると行きたくなる場所があります。
それは古都『鎌倉』です。
学生時代から鎌倉のハイキング道が好きでよく走りに行きましたが、
90年代のMTBブームに不届き者が相次いだため、
自転車進入禁止の場所が増えてしまいました…。
最近はトレランブームで、ハイキング道や古道でトラブルがあるようです。
何事もブームで愛好者が増えてしまうと問題が発生してしまいます…。
☆
今回も主要道は避けて鎌倉に向かいます。
お気に入りの里山もすっかり春の景色に変っていました。
足を止めて耳を澄ませば、早くもカエルの声が聞こえ、
そのバック演奏のようにウグイスのコーラス♪
周りの開発が進んでも、ここだけは昔の横浜の田園風景が色濃く残ります。
この日は久しぶりの快晴とあって、途中の鎌倉街道では
平日にも関わらず、多くのサイクリストを見かけます。
中には数人グループの春休みの学生さんの姿も。
中高年が派手なウェアでロードに乗りたがるのとは対照的に、
彼らはクロスバイクやシティサイクルの自然体で、
純粋にサイクリングを楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。
☆
切通し(きりどおし)=山や丘を掘削し、人馬の交通を行なえるようにした路。
この日の私の目的は、鎌倉古道の切通し巡りです。
地道の古道は乗車せず、押し・担ぎとなりますが、
リハビリ感覚で久しぶりの自転車担ぎを楽しむ事が出来ました。
亀ヶ谷(かめがやつ)切通し
化粧坂(けわいざか)切通し
名越(なごえ)切通し
化粧坂では、昔富士山を自転車担いで登った方から声を掛けられました。
「若いから良いよなぁ~」、
「いや、もう若く無いんですよぉ~」
確かに、自分より10歳以上も年下だと「若い!!」の
表現も分かりますけどね(苦笑)。
そして、3度目の名越切通しは今回も誰にも会わず、
終始古道を独り占めすることができました。
鎌倉は古寺・古道が楽しめながらも海に近いのも魅力のひとつです♪
半年ぶりに訪れた鎌倉はリハビリの身体にもやさしい風景なのでした。
☆
おまけ写真
テツ分補給の江の電旧車両を眺めた後は…
まだ現役で使われている、マツダK360を発見!!
ダイハツミゼットではありませんよ。とってもレアなクルマです。
久しぶり(2ヶ月ぶり!!)にラーメンを食べました。
コッテリ系に見えますが、スープはまろやかですよ(六浦大将)。
ようやく、自転車を担ぎ、ラーメンの食べられる身体になりました。
やっぱり健康が一番ですねぇ!!
●今回のコース/自宅→舞岡→本郷台→北鎌倉→亀ヶ谷切通し→化粧坂切通し→
源氏山公園→由比ケ浜→名越切通し→逗子→金沢八景→野島→磯子→関内→
自宅/74.8km
※ルートラボが使えなくなりました。
Macの古いシステムは切り捨てられたようです。悲しいなぁ…。
注意:化粧坂切通しおよび名越切通しは、当然ながら歩行者優先です。無闇に多人数のサイクリ
ストが入る事や、古道を荒らすような走り方はしないでください。今回私は全て自転車を押す、
または担ぐ事で古道を巡っています。もし、この日記を読んで興味を持たれた方はご注意と配慮
を願います。
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