昨日の営業サイクリング中に珍しいクルマを発見しました。

このクルマ、何だか分かりますか!?
スズキのアルトと答えた方は△です(苦笑)。

マツダのマークの付いたこのクルマ、なんと歴史ある車名の
「キャロル」なのです!!
まだマツダキャロルが販売されている事を知っている人って少ないのでは!?
4代目からスズキのOEM車になりましたが、これは最新の7代目となります。
今でも月販500台前後らしいですがあまり見掛けない…
というかアルトだと思い込んで気がつかないだけなのかな(汗)。
以前紹介しましたが、近所にまだ現役の初代キャロルがあります!!

この日はワックス掛けの途中のようでした
修理センターで整備中を発見したのですが、
整備を終えオーナー宅に戻って出来たようです♪
50年前の軽自動車がまだ元気で頑張っているのは凄い事ですね。
☆
さて、三菱自動車の燃費計測不正問題は三菱にとって最大のピンチ!!
しかし同じように危機感を抱いているのは救いの手を出した日産です。
三菱の軽自動車は、日産との共同開発。三菱で生産して日産が販売。
正確には違いますが、いわば日産の軽自動車は三菱からのOEM車なのです。
だから、日産も三菱同様、軽自動車の販売がストップしてしまったのでした。
今の日産、寂しいかな国内販売の主力は軽自動車だったんですよね。
三菱が大ピンチなのは仕方が無いですが、実は日産も大ピ~ンチ!!
ガラパゴス国産車の軽自動車はOEMだらけ。
ダイハツの軽自動車はトヨタとスバルで販売中。
スズキの軽自動車はマツダで販売中。
そして三菱の軽自動車は日産で販売中なのでした。
トヨタが軽自動車を販売しているのを知らない人も多いでしょう(苦笑)。
☆
ここで終わったら当ブログはクルマブログになってしまいますので…。
自転車に関してもOEM供給は昔から行われていました。

サンツアー製品が、OEMだらけだったことは有名ですね。
シュパーブのブレーキは吉貝グランコンペ、クランクやシートピラーはスギノ、
ハブは三信、ステムは楠木、ペダルは三ヶ島。

そして、このスギノの変速機はサンツアー生産のOEM品です。
スギノもかつてはコンポメーカーでだった時代があるのです。
さらには控えめながらヨシガイも変速機一式を台湾マイクロシフトから
OEM供給され、シマノに次ぐ日本のメーカーとしてコンポパーツを展開。
スギノにせよ、ヨシガイにせよ、それが成功したとはいえませんが、
そのチャレンジ精神は拍手ものなのです!!

今や華やかなロードバイクブランド。
しかし、これも大半がブランドのみで生産委託、OEM品もとても多いのです。
老舗名門ヨーロッパブランドを有り難がっても中身は……。
ビアンキなんかはクロモリ時代から他社頼りでしたけどね(悲)。

そして国内の話に戻りまして、日本の誇る匠の技、クロモリフレーム。
これも実はOEMが昔からたくさん存在していました。
トーエイが色んなブランドのフレームを手がけているのは有名な話。
名門アルプスや横尾双輪館のホルクス、今はなきゼファーも東叡社で制作。

意外なところでは、私の乗るセオサイクルのオリジナルブランドのセマス。
このセマス・スポルティーフも東叡製です。
さらに昔競技で使っていたセマス・クルスエタップ・ロードは渡辺製。
クロモリオーダー車が盛んだった70、80年代ですが、
ブランドは多種あっても、作り手は限られていたのです。
コレは現代のカーボンロードにも言える事。
OEM製品を恥ずべきことはないですが、ブランド力だけに騙されると
恥ずかしい思いをする事もありそうですから、お気をつけくださいねぇ♪
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