本日は前回の鉄分補給に引き続きテツネタでいきましょう~♪
今時の自転車選びは、完成車買いが当たり前。
言わば既製品を何のためらいもなく買う時代です。
そんな時代ですからフレームやパーツに対して
無頓着な人が多いようにも感じます。
その割に高価なホイールやナビばかり欲しがりますけどね(苦笑)。
クロモリオーダー車全盛で育ったサイクリストとしてはフレームには拘りたい。


それはスケルトンや素材ばかりに拘らず細部の仕上げに対しても!!


クロモリ全盛の頃は、ラグ付き派とラグレス派の論争もありましたね。
ロストワックスラグが主流の今と違って、昔の鋳造ラグを綺麗に仕上げるのは
ビルダーさんの腕の見せ所でした。


市販車(マスプロ車)とオーダー車の違いも、
このラグの仕上げやフロントフォークの曲げ具合の綺麗さが大きかったです。
何時頃からでしょうか!?
たぶんアルミフレームが主流になりはじめた90年代だと思いますが、
汚いビートの山の残るTIG溶接の自転車フレームが増え始めます。

クルマやオートバイのようにフレームが目立たないモノならいいですが、
自転車の場合、フレームは自転車の要であり見せ場でもあります。
その部分を汚いまま製品化して売りつけちゃうとは…。


もちろん低価格車では仕方がないのですが、
アルミロードやMTBでは20万を超えるような品でも
ビートの後処理もせずに売られている完成車が多い…。
そんな自転車をためらいなく買う人、作るメーカー。
自転車趣味も馬鹿にされたものだなぁ、と思ってしまうのは私だけでしょうか!?
その点では、今時のカーボンフレームの方が滑らかで綺麗ですよね♪
TIG溶接でもきちんと綺麗に仕上げているメーカー(工房)もあります。

カーボンと勘違いされる私のデ・ローザ。アルミTIG溶接ですが綺麗に後処理されています
もちろん値段は割高になってしまいますが、
趣味で乗る自転車なら綺麗な仕上げを望みますよね。

アルミほどではないですが、クロモリのTIG溶接も仕上げが綺麗とは言えず…
フレームに対する拘り無くして自転車趣味は成り立たない。
汚いTIG溶接はNOなのです!!
※綺麗なTIG溶接はもちろんオッケ~♪
こんな事を書いておきながらメインの自転車は、
4万円のビアンキミニベロになっているのでした(苦笑)
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