久しぶりの愛車紹介となります。
この愛車コーナーは基本的に現在でも乗れる自転車を紹介。
今回はかつて競技出走のために使っていたリアルロードレーサーです。
実家で保管しているために紹介が遅れました。

80年代半ば、まだビンディングペダルもインデックス変速機もない時代の
標準的なロードレーサーとなります。
92年に不幸なリタイヤが2回続いた所で、レースを止めてしまいました。
仕事も忙しくなった頃だし、趣味の自転車旅は止めたくなかったのです…。


セオサイクルのオリジナルブランド「SEMAS(セマス)」の
セミオーダー方式のクルスエタップというモデルです。
色は当時も珍しかったバイオレット(紫色)です。
この色を選んだのは、中学生の頃に憧れた富士オリンピックの色だから!!

細かい寸法指定は出来ませんが、エンドやブレーキ取り付け形状、
カラーやメッキ仕上げ等を追加オプションで選べました。
何より、このフレームは現SW-WATANABEブランドの渡辺さんが
手がけたフレームであることに意味があると思っています♪

戦うロードとしての乗りやすさ、扱いやすさは当然ながら、
ラグやケーブル類の小物部分の仕上げがとても丁寧に行われています。



サンツアーシュパーブプロの2型を基本に組んでいますが、
クランクはお気に入りの初代シュパーブにエアロマイティのギヤ板。
当時のレーサーでは標準の52×42T。
ハブはデュラエースEXをチョイス。
その理由は、カセットフリーを使いたかったからです。
しかも、このハブには当時は珍しい11Tのトップギヤがあったのです。
写真は12~23Tの6段の修善寺CSC仕様ですが、
西湖日刊グランプリを含む平坦主体のレースでは11~21Tとします。

チネリ1Rのステムにジロ・デ イタリアのハンドルの組み合わせ。
ブラックのステムを選んだのは、横から見た時にコンコールの独特なサドル形状と
ステム黒がアクセントとして見えるようにした当時の拘りからです。



1本締めで調整しやすいデュラEXのピラーにコンコールの組み合わせ。
コブラのボトルゲージも当時は人気が高かったです(上部欠品!!)。
そしてホイールは触れにくい事でマヴィックGP4を選んでいます。
☆
このロードで色んなレースに参加しただけでなく、
分割日本一周自転車旅の北陸パートでも使っています。
もちろん、旅向きでないのでその後はレースだけで使用しましたが(汗)。


同世代の自転車仲間がオートバイ、クルマ、スキーに夢中になって行く中、
自身はロードレースと自転車旅の奥深さにハマっていくのでした♪

当時はこんなダサダサヘルメットだったので~す。
私がメット嫌いになる元凶はここにアリ(苦笑)!?
☆セマス・クルスエタップ ロードレーサー〈1984年製作〉☆
●フレーム/丹下チャンピオンNo1 540mm 下地オールメッキ、エンド当たり面・シートステーロゴ部分はメッキ地露出仕上げ●ディレーラー/シュパーブプロ3点セット●ブレーキ/本体シュパーブプロ レバー/グランコンペ●チェーンホイール/シュパーブクランク+エアロマイティ52×42T●ペダル/シュパーブプロ・ピスト(写真ではシルバンロード)●ホイール/ハブ・デュラエースEX・12~23T6速、マヴィックGP4、ビットリアコルサCG●ハンドル/チネリ ジロ・デ イタリア●ステム/チネリ1R●サドル/サンマルコ・コンコール●シートピラー/デュラエースEX
今は置き場の問題で実家に放置して埃と錆だらけですが、タイヤの劣化以外の不具合はありませんので、いつか綺麗にレストアする予定です。
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