ようやく木曜日に梅雨明した関東地方、
横浜は夏らしい空気と雲に包まれています。
本日は女房が子供を連れてプールに行ってくれたため、
静かに落ち着いて仕事が出来ています♪
ここの所、昼間はデスクワークが忙しく営業サイクリングもNG。
そのまま家に閉じこもっているのは身体によくないので
夕方になるとロードに乗って少し離れた公園にランニングしに出掛けています。
ロードはビンディングシューズの必要のないクロモリロードです。
先日は実家のセマスロードの話題をしましたが、
現住まいには義父から数年前に譲り受けたツノダサターン・ロードがあります。
ランニングシューズを履いたまま乗れるロードは気軽です。
いちいち戦闘服にビンディングシューズで決めなくても、
自由な服装で走り出せる雰囲気があるからです♪
でも、逆にこのロードレーサーの欠点は、
ビンディングペダルが物理的に付かない事!!
それは何故かと言いますと、昔シマノがやらかした規格破りのせいです。
このレーサーに付いているのは蹴返しの突起もない初期のDDペダルです(汗)
80年代のロードを知る人には当たり前の事ですが、
この2代目デュラエースEX(7200系デュラ)は後のAX(7300系デュラ)に
継がれる新たな試みをたくさん盛り込んでいますが、
その中でも厄介なDD(ダイナドライブ)ペダルを組み込んでいるのです。
踏み面を力学的に意識してベダルシャフトを廃した斬新な造りの弊害で、
ペダル取り付け穴が従来とは違い、大きく設けられています。
このおかげで、ほぼ規格標準化されていた従来のペダルは付けられません。
この頃からシマノの規格無視の悪い癖が始まっていたのです。
ペダル軸の取り付け部はこの頃も、現代も同じです。
他社製品なら昔のクランクでもビンディングが自由に取り付けられますが、
この通称DDクランクには、他のペダルの選択肢が一切ないのです。
しかも、このペダルは強度不足から破損騒ぎが多数あり、
デュラEXシリーズからはすぐに廃止され、AXシリーズ終了とともに完全廃止。
クランク、ペダル、どちらか不具合あった場合は両方交換となり面倒…。
シマノの黒歴史のひとつとなっています。
※ショップ製品でDDクランクに他のペダルが付けられるアダプターが後に販売されました。
シマノペダルの歴史に興味のある方はこちらもどうぞ♪
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本日は、コメント欄は外しておきます。
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