「放置自転車」の意味を知らない人は居ないでしょうが、
「床の間自転車」の意味は ??? の人も多いでしょう。
床の間自転車とは、別名盆栽自転車などとも呼ばれる事がありますが、
主に高価なフレームに高価(希少)なパーツを組み込みながらも、
ほとんど外で乗られる事はなく、
自宅室内で大切に保管(鑑賞)されている自転車の事を言います。
元々はラ系の人(ランドナー乗り)がウンチクばかりで
走らない人(自転車)を指す言葉。
しかし、最近は車種に関わり無く呼ばれるようになりました。
自分の自転車ですから、乗ろうが乗るまいがオーナー次第。
乗るよりも眺める、弄る、買うといった事に自転車愛を
注ぐ人が居たって良いのです。
それらも含めて自転車趣味の奥深さがある訳ですからね♪
ただし、床の間自転車を他人に自慢ばかりする行為は
タブー視されています(苦笑)。
我が家の床の間自転車達!? もっと乗ってあげたいんだけど、
プライベートの遊びで自転車に乗る時間が少なくて……(悲)。
☆
今春の事ですが、東京・目黒にある自転車文化センターの模様です。
「ハンドメイドバイシクルの魅力展」
昨今自転車を始められた方は、自転車は市販品を買うものと思いがち。
しかし、ロードバイクなんて言葉が使われなかった二昔前までは、
趣味の自転車はフレームオーダーして、好きな部品を組み込むものでした。
この世に一台の、自分のために作られた専用車だった訳です。
職人さんは代替えしても、魅力や伝統がTOEIは守られていますね。
今でも趣味人から愛される理由もそこにあるのでしょう♪
竹フレームも展示されていました。
60年前の実用車は、車重30kgを超える鉄の塊でした。
4サイドバッグのキャンピング車以上の重さですね(汗)。
実際に使われて来たモデルが床の間自転車化していても嫌味は全くないのです!!
ただし、家族からは冷たい視線で見られている方も多そうですが(笑)。
一方では昨今の自転車ブームの副産物でこんな光景をよく目にします。
自転車を使い捨ての家電と同じように考えている方も多いでしょう。
実際、安い自転車の修理代よりも買い直した方が安かったりする事もありますし。
でも、サイクリング車に乗るような層の人は大事にしてほしいですよね。
最後は、近所で見かけたアートな!? 実用車です。
放置自転車に見えますが、家の壁に鎖で繋がれていました。
オーナーさんの意図は分かりませんが、
床の間自転車&放置自転車とは違い、独特のオーラを発しているのでした!!
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