
誰が何と言おうとシートポストでなく「シートピラー」です(笑)!!
今のカーボンロード、高額品になるほど専用ピラーです。
フレーム同様に使い捨てと考えているのでしょうか!?
インテグレーテッドシートポスト、市販車としては……。
昔の車検毎にクルマを買い替えていたような乗り方の出来る人には、
そんなロードの選択も良いんでしょうけどね。
購入した自転車は壊れるまで乗り続ける意気込みな人には、
専用規格を用いた自転車は、地雷品かもしれません(苦笑)。
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さて、シリーズ化するかは定かではありませんが、
第1回目は、昔のサイクリストなら議論もあったでしょうこの品。

溝入りか? 溝なしか!?

さらには、1本締めか2本締めか!!??
ちなみにサンプル品は、デュラエースとスギノ・マイティ。
どちらも26.8mmサイズ、名品かつ人気も高かったピラーです。
ツーリング派は、溝なし2本締め。
ロード派は、溝付き1本締めを選択といった所でしょうか!?
自身はツーリング車に長らくカンパレコードの溝なし2本締め。
ロードにはデュラエースEXの溝付き1本締めを使ってました。
今は……、1本締めばかりになってます。これも世の流れ(苦笑)。
ただし、全て溝なしタイプです。
こんな製品も一時流行りました。

元祖エアロピラー。もちろん取り付け部は真円です。
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カーボンピラー、今ではごく普通の品となっていますが、
量産化の先駆けになったのは、何と国産のスギノでした。

85年前後だったと記憶しますが、スギノは次々とカーボン製品を発売。
シートピラー、ペダル、ブレーキ&Wレバー、ギヤ板。
凄いぞ!! 当時の日本の自転車産業。
しかし、悲しいかな、まだカーボン技術は貧弱であり…。

カーボンパーツと言っても中身はアルミ!!
以前昔のカーボンフレームはアルミ素材にカーボンラッピングと伝えたように、
パーツもカーボンラッピングだったのです。

それから数十年、今や完全なるカーボン素材のピラーは当たり前。
クランクだけでなく変速機にもカーボンが使われます。
そして、行き過ぎた結果が互換性を失った専用形状の製品。
その場凌ぎには良いですが、一般ユーザーが長く愛車に乗り続けたくとも、
専用品の破損で乗れなくなる……そんな時代になっちゃいましたね。
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