鉄道ファンなら、もはやご存知の方が多い事でしょう。
2017年3月3日をもって、JR烏山線のキハ40が全て引退となります。

これで関東地方から、キハ40系統は消滅。
JR東日本では、まだ東北の数路線で走り続けているとはいえ、
30年を超える老朽化を思うと、今後の動向が気になります。

私は撮りテツではありません。
鉄道を被写体としてだけ追いかけ回す事はしません。
なので乗車目線、旅目線での観点から、この記事を書き記します。



始めて烏山線に興味を抱いたのは、正月明けの北海道から帰宅途中、
寝台特急エルムで知り合った学生さんが、烏山線利用と聞いてから。
学生さんは、本数も少なく快適ではないけど、
あの五月蝿いエンジン音を聞くと地元に帰って来たと安心するとのこと。


いつか乗ろうと思いつつも、盲腸路線なのでわざわざ乗りに行く事もなく、
ようやくチャンスとして巡って来たのは、自転車旅の終着として選んだから。



街外れに佇む終着の烏山駅は昭和風情漂う駅舎でした。
駅内にそば屋はないものの、駅前にそば屋があり、
サイクリングのゴールの乾杯としてビール片手においしく蕎麦をいただきます。

残念ながら、烏山線の有人駅は民間に管理委託となり、みどりの窓口も閉鎖。
それでも無人化されないだけでも良しとしましょう。

乗り込み、ロングシートには正直がっかりしましたが、それも仕方なし。
観光路線でもなく、通勤・通学がメインの車両ですからね。
☆
キハ40の引退は寂しいですが、烏山線が廃止になる訳ではありません。
新型車両は電化蓄電式ハイブリッド車という事で、
ディーゼル車特有のガラガラ音は無く、静かでスムーズとの事。
これも、僅かな観光客・鉄道ファンには魅力が薄れますが、
日常利用の乗客となる方達には新型は大歓迎でしょう。

古き国鉄時代の匂いを感じさせる車両は年々少なくなりますね(悲)。
☆
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