前半にも増して写真が多くてごめんなさい。
これでも、かなり減らしたんです(汗)。
後編は、CP+の開始直前にプミアムコンパクト販売中止の激震発表した、
日本の誇るカメラメーカーからスタートです!!
☆
ニコン
今年7月に記念すべき創立100周年を迎える老舗メーカーのニコン。


それに合わせて、新型カメラの発表を予想した人は多いはず。
しかし、売り上げ減による大幅減収・赤字、リストラと悪いニュースばかり…。
追い打ちをかけるように、昨年のCP+で華々しく発表した
大型センサー搭載のプレミアムコンパクトシリーズの
「DLシリーズ」3機種の販売を中止するとの事!!
これまで、色々と言い訳をしながら販売延期の連続。
それでも今春にはいよいよ発売開始とされ、
店頭予約も受け付けていただけに、購入希望者の落胆は大きかった事でしょう。

今回のCP+入場者に配られた総合パンフレットにも、しっかり掲載されてます。
販売見送りはメーカーとしても苦渋の決断だった事でしょう。
そんな出来事から、今回はニコンの新製品がほとんどありません。
昨年のD5、D500、DLシリーズで盛り上がったのとは実に対照的…。


苦肉の策なのか、D5、D500と3本の大口径ズームの100周年記念モデルを展示。
記念マークとボディ色をチタングレーに変更したモデルです。
私的には、Dfの新モデルを期待していたんですけどね(悲)。

ニコンはアクションカメラにも力を入れているようですが注目は今ひとつ…。
キヤノンとともに日本を牽引するカメラメーカーだけに頑張ってほしいものです。
☆
パナソニック
オリンパスとともにMフォーサーズで独自のスタイルを築くパナソニック。
自身が始めて入手したミラーレス一眼もパナソニック(G1)でした。

女性ユーザーが多い事から、明るい雰囲気の出展ブースです。
しかし、GMシリーズが失敗に終わり、GF9で女性受けするモデルを再構築。


動画に力を入れたプロシリーズモデルのGH5をCP+前に発表し、
歴代のGHシリーズを展示して積極的にアピールしていました。
☆
リコー
ペンタックスブランドを前面に出しています。
カメラに興味の薄い人は知らない人が多いですが、
ペンタックスという会社は今はありません。
ニコン同様、旭光学時代からの歴史有るペンタックスは、
今や株式会社リコーの1ブランドとして生き残っている状況です。
ミノルタやコンタックスのように、
名を冠するカメラが無くならず良かったとしましょう。


新製品のKPと35mmフルサイズセンサーのK-1が人気で盛況です。
しかし、645デジタルを発表した時のような盛り上がりはありません。

もはや虫の息!? Qシリーズもひっひり展示。
センサー規格乱発のペンタックスは何処に向かっていくのでしょう…。
本家リコーブランドのGRもそろそろ新たな展開を期待したいです。
☆
ここからは、レンズメーカーを主体に気になった製品です。
一時は、このまま消滅するのでは!? と元気のなかったタムロン。
見事に復活し、玄人好みの単焦点レンズと魅力的なズームを次々と発売。

2型となった150-600mmズーム。手ぶれ補正がかなり強化。
好みは旧型の方が好きでしたが、性能はかなり向上。

今回のショーで初お披露目の新型10-24mm。
手ぶれ補正が組み込まれながら、大きさは旧型と遜色なし。
自社製ボディも積極的に作り続けるシグマ。
国内生産を売りにしているシグマからは魅力的な単焦点レンズが増えています。


135mmF1.8レンズと85mmF1.4レンズ。
どちらも描写力最優先のため、かなり大型。
かつて、安かろう悪かろう的な扱いを受けていた事が噓のよう。
今ではニコン・キヤノンをも凌ぐような高性能レンズも多いのです。
でも、お値段もかなり高価になってしまったのは少し残念…。

中判カメラ時代に一世を風靡したスウェーデンメーカーのハッセルブラッド。
デジタルも大型センサーカメラを出して来ました。
良い悪いは別として、日本製カメラとは違った個性有るデザインです。
実は、フジのGFXの兄弟的な構造だったりします(苦笑)。
ケンコー・トキナーからは魅力的な新製品は見当たらず…。
ですが、取り扱い製品のレンズが凄い!!

サムヤンレンズシリーズです♪
これ、お隣韓国製のレンズなんです。
この数年で魅力的なレンズを増やして来ました。
明るい単焦点レンズをリーズナブルな価格で販売。
しかし、それらレンズはマニュアルフォーカス専用品……、
ながらも、マニアックな方達が注目し、日本でも売れ行き急上昇。

何と85mmF1.2なんて、本家キヤノンに負けないレンズまで発表!!
韓国車と違い、こちら韓国レンズは日本に溶け込み始めているのでした。
☆
ここからは一部の方がお待ちかね!?
カメラに興味のない、当ブログ訪問者の方達へのサービスカットです(笑)。
まずは、キャンギャルと被写体モデルの方達です♪






益々キャンギャルな方の姿は減っていましたが、
彼女達の笑顔がイベントを盛り上げているのは間違いないでしょう。
そして、こんな人も居ましたよ!!

赤の甲冑の中身も綺麗なお姉さんです。←嘘です(笑)。
最後は、会場内の穴場ポイントの駐輪場です。

ラレーのツーリング車。
色あせたオーストリッチ製バックがナイスなのです!!
しかし、この重装備……旅の途中に立ち寄ったのでしょうかぁ!?

先程の甲冑にも負けていません!!
赤のコーディネイトが見事なダホンですね。

こういう場所に来るなら、スタンドは必須です。
スタンドなしの自転車は、みなだらしなく見えてしまいました(汗)。
☆
2日間に渡る長文・多写真のレポートにお付き合いいただき有り難うございます。
来場者は前年比98.3%の6万6,665人との事。
魅力的な新製品が少なかった事を思えば上出来だと思います♪
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