旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

年内に1日ぐらい時間をとって自転車で走りたかったのですが、
結局それも適わず終わりそうです……いや、確実に終わりです(悲)

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今年も年2回限定の山村ツーリングとミニベロファストランは死守。
遊びではないですが、自転車に乗る回数だけは多かったのが救いです。


さて、もう旬のネタではないでしょうが、
11月下旬に購入した自転車旅の本をようやくじっくり読めました。

「旅する自転車 ランドナーの本」(エイ出版社)税込1,728円
「折りたたみ自転車&スモールバイク 旅」(辰巳出版)税込1,188円

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旅自転車を題材としながらも全く趣の違う内容の2冊。
両方を購入したサイクリストは実に少ない事でしょう(苦笑)。

どらちがベストな自転車旅の魅力を伝える本かと言えば、
折りたたみ自転車の本に私は軍配をあげます!!。

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細かい本への突っ込みは止めておきましょう。
しかし、ランドナー=旅する自転車、その考えは今は当てはまりません。

ランドナーで旅するサイクリスト、それは昭和の残像でしかなく、
実際に旅先でランドナーやキャンピング車の人には全く出会いませんから。
※もちろん昔ながらのツーリング車で走り込んでいる人も居ますが極少数派

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このランドナー本は、以前は「旅する自転車の本」として、
車種問わず、自転車旅を紹介するようなスタイルでしたが、
結局は客寄せパンダのようなタイトルになり、
中身も旅する記事はほとんどなく、ランドナー図鑑のような内容。
これまでずっと買ってきましたが、次はありません。
※自転車と旅は数年前に廃刊(休刊!?)しました

対して、折りたたみ自転車の本、こちらは硬派な自転車旅は期待出来ませんが、
自転車ツーリングを気軽に楽しむ内容にとても好感が持てました。

機材は何であれ、旅する人の乗る自転車が旅自転車です。
ランドナーを含む、古典的なマッドガード付きの自転車が、
旅向きである事は否定するどころか、肯定します。

しかし、それらの機材も、日帰りないし1・2泊程度のサイクリングなら、
ガードのあるなしも必須ではないですし、
雨と分かっていて走りに出るサイクリストも少ないはず。
だからといって、月刊誌のように相変わらず何でもロードバイク。
自転車旅と称しながら、ロードにレーパンスタイルはがっかりですよね(汗)。


自身は分割ながら、色んな車種を使って日本一周をしました。

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キャンピングにパスハンターにスポルティーフ。
能登半島を含む北陸地方では、チューブラーロードも使ってます。
その地方に合わせた車種選択もしながらの日本一周の旅でした。

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ユースホステルが日本全国に500前後あった時代は、
自転車旅をする者にとっては定番の宿であり、
情報ネットワークでもありました。

今のように携帯端末で何時でも、誰とでも繋がっている時代とは違い、
旅先で出会う人との交流、そして初めて見る風景や風習が旅の財産となります。
そんな旅には、スローな自転車と言う乗り物は最適なのです。
何より、自分の力なくしては、移動が出来ませんしね♪

80年代に入ると自転車よりもオートバイの旅人が増えていきます。
二輪の聖地と言われる北海道でもそれは同じで、
自転車ツーリストは次第に数を減らしました。

しかし、オートバイブームの頃も今のロードバイクブームと同じように、
旅には適さないと思われる2ストのレーサーレプリカバイクに
無理矢理荷物を積んで、長期旅をする若者が多く見られました。

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※15年前の写真。YZFに荷物満載のライダーと出会います。奥が私の旅スクーター♪

これは、現在のロードバイクブームで、
旅に適さないロードで旅をする流れとよく似ていました。

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ロードは、コンフォートからリアルレーサーまで幅広いですが、
この車体に荷物を取付けて旅するスタイルは無理があります……。

現代のオートバイは、ツーリング(旅)に適した車種が豊富です。
それに対して、自転車はむしろ、旅に適した車種はごく少数。
なのに自転車雑誌では、「旅」を必死でアピールするような記事が増えています。

本気で自転車旅をアピールしたいのなら、
脱ロード、脱ランドナー、現代のツーリング車を作り、
普及させなければ話にならないですよね。

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自身は近年、ミニベロでの自転車旅に出る機会が増えました。
輪行との相性もよく、1週間の東北旅でも何の不満もありませんでした。

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学生時代と違い、長期の旅には出にくい社会人。
日本全国を効率よく巡るには輪行は欠かせません。
カーサイクリング主体の方は、輪行しない人も多いようですが、
旅気分を味わう意味では、鉄道と自転車の組み合わせは最強ですね♪


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