4部作レポートの最後です。間が空いてしまい申し訳ありません(汗)。
上田駅からは、元信越本線のしなの鉄道に乗車です。
JRでは消えゆく一方の115形が改装されて使われています。
青春18きっぷで利用出来なくなった路線ですが、
今回使用中の週末パスでは乗り降り自由となっています。
上田から軽井沢までは緩い斜面を駆け上るように標高を稼いでいきます。
大半の乗客が小諸駅で降りて行きました。小海線に乗り換える人も多いです。
軽井沢駅~横川駅の碓氷峠越え区間の鉄路廃止代替えのJRバスに乗り換え。
補助席が半分ほど広げられるほどの混雑ぶりでした。
この状況なのに、座席に荷物置いて2座席分使っている人の無神経ぶりは…。
何故か、この区間では週末パスは使えず有料(大人510円・小人260円)。
私鉄や第3セクターが無料なのに何故このような措置なのでしょうか!?
旧信越本線に沿った国道ではなく、バイパス利用で横川駅に向かいます。
駅の気温計は22℃の表示です。3月信州、しかも標高約1,000mの軽井沢で!!
横川駅までの所要時間は35分。
いつもは、鉄柵の外から眺めるだけだった鉄道文化むらに初入場♪
本来ならば、貴重な国鉄カラーの特急車両ですが、
「コレ、昨日新宿駅で見たやつだ!!」
思わず息子が突っ込みを入れてくれました(笑)。
新幹線は早くて便利!?
私にとっては乗り換えなしで直江津まで特急で行けた頃の方が便利でしたが…。
碓氷峠で活躍したEF63形の整備施設は現役当時のまま公開。
子ども的には運転席に入れるのはうれしいですよね。
大人は長居をせずに、子どもに座席を譲りましょう~。
資料館も充実していましたが、こちらは子どもにとってはどうでも良いようです。
眺めて喜んでいるのは、元鉄道少年たちばかりでした(汗)。
では、展示車両の写真をずらーっと並べます。
私は乗りテツなので、特に機関車への思い入れはあまりありません。
それでも、この展示内容は圧巻ですね!!
EF15、EF63、EF53
EF60、キハ20
DD20
189系、EF63
EF80、D51
学生時代は、キハ20を利用していましたので懐かしさいっぱい。
DD20を走っているのは見た事がないですが、
ヨーロッパ的なデザインの機関車で格好良いのです♪
残念ながら、こんな貼り紙とともに車内見学できないモノも…。
事件発生時にテレビ報道で見ましたが、
この手の心ない鉄道ファンも少なからず居るのです。
☆
文化むらをじっくり堪能した後は横川駅から再び列車に乗り込みます。
峠の釜めしを晩ご飯代わりに食べようと思っていましたが、
出来れば、温かいモノが食べたいので、横川で買わずに高崎駅で……
その目論みはガラガラと崩れました。
高崎駅の売場は全て部品切れ。
15分待てば入荷するとの事ですが、そこまで待つ時間はありません。
仕方なく、酒のつまみだけ仕入れて、高崎線に乗り込みます。
今回も2階部分のグリーン車に陣取り、約2時間揺られれば横浜に戻れるのです。
1泊2日と短い行程でしたが、中身はとても充実した乗りテツ旅が出来ました。
初めて使った週末パスでしたが、このキップもお得感たっぷりでした。
大人8,730円・小人2,560円←小人料金が大人の半額以下です!!
子ども料金の設定のない、青春18きっぷを利用するより、
親子旅なら、利用価値大とも思えるキップなのでした♪
〈完〉
【2日目の行程/2018年3月4日】
上田駅08:40→下之郷駅08:56/09:25→別所温泉駅09:38/11:18→
上田駅11:48/13:15→軽井沢駅14:49/15:58→横川駅14:49/15:58→
高崎駅16:29/16:59→戸塚駅19:33 帰宅20:15
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