半年ぶりに秩父鉄道の小さな旅を親子で楽しんできました♪
ローカル線風情の楽しめる都心近くの私鉄ですが、
自動改札がなく、全て駅員のいる有人駅の秩父鉄道。
それだけで昭和風情プンプンである事がおわかりいただけるでしょう。
今回は、東横線の横浜駅から「東急西武線まるごときっぷ」を利用します。
東京メトロ副都心線と西武線が1日乗り放題のフリーキップ。
もちろん横浜から渋谷までの東横線の往復乗車券もセット。
今回は単純に横浜駅から西武秩父駅を往復するだけですが、
単純に片道1,250円で往復すれば2,500円のところ、
このフリーキップだと1,830円で670円お得となります。
横浜駅07時55分のFライナーに乗れば飯能駅までノンストップ。
飯能駅から西武秩父駅行きに乗り換えれて西武秩父駅に10時32分で到着。
約2時間半掛かりますが、1回乗り換えで着けるのは便利です。
散り始めた横浜の桜とは違い、秩父では桜が満開でした♪
西武秩父駅から5分ほど歩いて秩父線の御花畑駅に到着。
秩父線の三峰口行きに乗り換えます。
桜の季節とあって、秩父鉄道にも大勢の乗客の姿が。
長瀞に向かう人が多いですが、三峯神社に向かう人も多いようです。
この日は4月1日。
三峯神社では毎月1日限定で販売される大人気「白いお守り」の販売日。
御花畑駅では駅員が、「今から三峯神社行きのバスは乗れません!!」
「三峰口駅から三峯神社へは歩いて片道5時間、往復10時間」
「帰りは日暮れとなり危険ですので、徒歩で行くのも無理です!!」
そう絶叫アナウンスを繰り返していました(汗)。
クルマで行くにも大渋滞、徒歩は無理。バスは満員札止め……。
元はひっそり売られていた限定のお守りもネットやテレビ報道で過熱気味。
行列の出来る食べ物屋もそうですが、おかしな世の中ですよね(苦笑)。
御花畑駅で秩父線フリーキップとともに買ったのは、
ご当地B級グルメの「みそぽてと」。
これを食べながら車窓を眺めていると、あっという間に下車駅です。
下車するのは終点三峰口駅ひとつ手前の「白久駅」。
以前サイクリングの途中に立ち寄ったお気に入りの駅です。
まずは足慣らしのように30分ほど線路に沿う畑道を散歩して、
三峰口駅に向かいます。
三峰口駅には構内に鉄道車両公園があり、
古い車両が貨物も含めて見学する事ができます。
何れ別の機会に、この駅については紹介することにします。
長瀞方面に向かう列車を待っていたら、SLパレオエクスプレスがやって来ました。
ヘッドマークにチョコボールのキョロちゃんが描かれています♪
前回訪問時にSLは乗車していますので、今回は我慢!!
乗り込んだ車両は、これまた懐かしい都営地下鉄の車両でした。
秩父鉄道も地方私鉄のご多分に漏れず、
東急、西武、都営地下鉄などの都心の私鉄車両を再利用しています。
以前は国鉄101系や小田急の車両も走っていました。
上長瀞駅で下車して、再び散歩となります。
撮りテツには有名ポイントとなる荒川の鉄橋ですが、この時間帯は逆光でした…。
団体さんが撮影会していると思ったら、中には見慣れた風貌の方が。
鉄道写真家の中井精也さんでした。
この日はニコン関連の撮影イベントだったようです。
長瀞も桜の名所なんですが、ここはクルマの通行止めも無く、
狭い桜並木の道路にクルマやオートバイが行き交うのでゆっくり出来ません。
大混雑の長瀞駅には、石灰石を運ぶ貨物列車が運転停車中。
秩父鉄道の魅力の一つには、今でも多くの運行本数の貨物列車です。
貨物取り扱い中止で、路線そのものが廃止に追い込まれる地方私鉄も多く。
幸い秩父鉄道は、以前より減ったとはいえ、頻繁に貨物列車が見られます。
人混みを避けるように、裏道を歩きます。
長瀞名物の川下りを眺めながら野上駅まで行き、ゴールとしました。
名所でなくとも、さりげなく咲き乱れる桜もまた良し。
野上駅に咲く桜もまた、見事なのでした♪
帰路は、再び西武秩父駅からとなります。
立派な温泉施設の併用される駅ですが、
フードコートも含め、総じて割高な気がします。
そのイメージを引きずるように、乗り込んだのは、
これまた割高感満載のSトレイン。
しかし、ビール片手に乗り込んで、乗り換えなしで横浜駅まで
運んでくれるのは便利なのでした。
【2018年4月1日】
横浜駅07:55→飯能駅09:26/09:43→西武秩父駅10:32→歩き→御花畑駅11:13→白久駅11:31→歩き→三峰口駅12:54→上長瀞駅13:39→歩き→野上駅15:32→
御花畑駅16:14→歩き→西武秩父駅17:05→横浜駅19:28
○歩行数24,657歩○
ランキングに参加しています。
よろしければワンクリックお願いしま~す♪
コメント