東京湾・三浦半島と房総半島に挟まれた海峡は浦賀水道と呼ばれ、
交通と物流の海上交通の要所として多くの船舶が行き交います。
浦賀といえば、「黒船」「ペリー」を連想する人も多いでしょう。
そして、現代でも渡し船が見られる場所でもあります。
今回の親子散歩は浦賀水道を眺めながら観音崎へ向かいました。
☆
前計画なし、昼前に自宅を出て京浜急行の普通列車に乗り込みます。
途中駅で急行・快速に数回抜かされながらも、終点の浦賀駅に到着です。
京浜急行は、逗子と三崎口へ延びる支線がありますが、
この浦賀への路線が本線となります。
しかし、走る列車の大半は普通列車ばかりです。
やはり浦賀といったら黒船ですよねぇ♪
反抗期に入り始めた息子は、最近カメラ目線やポーズを拒否する事も(苦笑)。
昼食がまだだったので、駅前ビルに昨年オープンした
「ラーメン花月嵐」に入るつもりが、ありません!!
看板の名残りだけを残して潰れていました。
オープンして数ヶ月で閉店って……。
全国展開250店以上のチェーン店なのに酷過ぎませんか!?
ウチの近所の店でも前科があり、半年保たずに閉店しています。
本部からのチェックが厳しい店としてテレビでも取り上げられていましたが、
オープンしてすぐに潰れるような店舗を安易に作るからそうなるのでしょう。
仕方なくコンビニでおにぎりとパンを買い込んで、渡し船を眺めながら食べます。
浦賀湾の230mの狭い対岸を300年近い昔から行き来する渡し船です。
深く入り組んだ港ですから、徒歩や自転車の方には今でもあり難い渡し船。
息子に「乗りたいか!?」と聞くと、意外にもNoの返事。
それよりも早く散歩を再開したい様子なのでした。
港に沿って裏道を歩き出すと、漁港の隣に突然大団地が現れます。
以前も紹介した県営「かもめ団地」です。
古い団地にありがちな、建物の老朽化と住人の高齢化。
2年前覗いた時には、校舎の残っていた廃校も今は更地に。
団地建物も古いモノは取り壊しが行われていました。
海が目の前の好立地。建て替え等で再生出来ると良いのですが。
この頃から、雨がパラパラ降って来ましたが傘はなし。
小雨ですので、そのまま観音崎を目指します。
素彫りのトンネルが現れると観音崎に到着となります。
このトンネルは心霊スポットでもあり、
昔の化石がそのまま壁に残る地質マニアに人気の場所。
天気も悪く16時近いとあって、他に人の姿は全く無し。
海岸沿いの歩道から一気に上り詰めて観音崎灯台へ。
入場料は大人も小学生も200円。
「あと20分で閉門なので急いで見てくださいね」
係員からそう言われ、多少のプレッシャーを感じながら灯台を上ります。
日本全国の灯台写真が飾られた螺旋階段を上り詰めると……、
浦賀水道の絶景が広がるのですが、ここで大問題!!
私は高所恐怖症。勢いで登りましたが冷や汗ダラダラ。
学習能力低いのか、高台の展望台に何故か登ってしまうのです(汗)。
200円払って、絶叫タワーに登って何が楽しいんでしょう!?
しかし、息子は喜んで灯台の展望台をグルグル歩き回っていました。
ゆるキャラとしては、今一つかなぁ(笑)。
最後は、切り通しと海岸線の遊歩道を散策してバス乗り場へ。
時間は既に17時を過ぎていますので、
大人しくバスで浦賀駅に戻り京急で帰宅となりました。
【本日の散歩ルート】
浦賀駅→渡し船乗り場→かもめ団地→観音崎灯台→観音崎バス停
歩数/17,213・散歩日2018年6月16日
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