9月末の巨大台風の海水含んだ暴風雨のために、
関東地方沿岸部を中心に塩害被害が広がりましたね。
中でも、京成鉄道の送電線が塩水でショートし出火。
成田空港への重要なアクセスラインがストップして大変な事に。
ウチの近所の木々も塩害で紅葉前に枯れて散り始めています。
まだ10月半ばだというのに落葉シーズンとは……。
自然の力は凄まじいですね。
塩害がこれだけ広まった事は過去に記憶がありません。
☆
みなさん、愛車のブレーキが何であるかは分かっていますよね!?
銘柄もそうですが、そのブレーキの種類についても。
主にロードで使われるブレーキは、
昨今では「キャリパーブレーキ」と呼ばれていますが、
古くから自転車趣味の人は、「サイドプルブレーキ」と呼ぶはず。
例外はありますが、ロードレーサーは「サイドプルブレーキ」。
ツーリング車は「カンティブレーキ」「センタープルブレーキ」。
ブレーキも車種によって違いがありますよね。
しかし、ディスクブレーキの普及でそれも変わりつつありますが。
何れはオートバイやクルマのように
ABSも標準的に組み込まれるかもしれません。
※電動アシスト車には必要と個人的に思ってます
そんな中、酷評されながらもクロスバイクやMTBで普及したのが、
カンティブレーキの亜種的な存在の「Vブレーキ」。
利き具合は良好ながらもロックするほど強烈なガッツンブレーキ!!
その特性を嫌がる人は私も含めて多いはず。
街中、裏道、都市部を走っていると不意にパニックブレーキ的に
ブレーキレバーを握ってしまう時がありますが、
そんな時は必ず前後両輪がロックして滑り出し、ヒヤリとします。
ブレーキのストッピング性能に対して、タイヤ性能が追いついてないのです。
他の愛車(非Vブレーキ車)ではこんな事はありませんから。
「止まる」事に対しては、合格であるVブレーキ。
でも、速度コントロールとブレーキバランスいう観点からはNG。
だからこそ、趣味人的なサイクリストからは嫌われるのでしょう。
しかし、そんなVブレーキを最近は見直しています。
それは、子供用自転車での相性の良さ。
子供は握力が弱いですが、それでも確実に停止できる。
体重が軽いですからロックしてタイヤが滑る事もありません。
私ら子供の頃に乗っていた自転車には、
フロントが頼りないサイドブレーキ、後輪はドラム式ブレーキ。
今でもシティサイクルに見られる組み合わせですが、
これは「止まる」ことに対しては、甘いブレーキだと思っています。
今の子供車、特に主流のプチMTBルックなタイプは、
必要以上にゴツいブロックパターンのタイヤにVブレーキ。
でも、この組み合わせは子供にとっては安全だと認識しました♪
ディスクブレーキ普及前に、悪路を走るMTB用に開発されたVブレーキ。
その特性は車種によっては悪ですが、
車種にマッチすれば頼もしいブレーキですね!!
☆
ブレーキ話のついでですが、自身は競技をする身ではないので、
自転車フレームやパーツには絶対的な「性能」よりも「美」を求めます。
美観は人それぞれですが、左右対称な造形バランスや水平垂直は、
きちっと揃っていた方が美しいと思っています。
今時のデュアルピボッドのサイドブレーキが許せたのはこの頃まで。
年々美しいシルバー色も少なくなり、デザインバランスも崩れるばかり。
取付ボルトがセンターに収まるシングルピボットの方がスッキリしてます。
そして、センタープルブレーキの左右対称に揃ったスタイルも綺麗です。
ヨシガイさん、復刻NGC450を出してくれたのは良いですが、
値段は3倍になり、タイヤガードの飾りがないので魅力は薄れてしまって…。
自身が好んでカンティを使うのも、左右対称のバランスの良さから。
でも、昔のカンティはコントロール性は良いですが止まる性能は低い。
その殻を破ったのが、初代デオーレXTのカンティブレーキ。
シマノ嫌いのツーリストも、こぞってこのブレーキに付け替えましたね。
そして、私が今でも使い続ける初代XTRのカンティブレーキ。
この辺りでカンティブレーキの完成度はMAXとなり、
カンティの流れは亜種的なVブレーキに代わって行きました。
しかし、このブレーキはデザイン的には美しくないのでした……。
趣味の自転車での装着は今後も無さそうです。
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