先日は5ピンクランクの話題でしたが、今日は5アームクランク!!

微細な仕様変更は別として、サンツアーシュパーブのクランクは3種。
厳密に言えばシュパーブ、初代シュパーブプロ、2代目シュパーブプロ。
シュパーブと初代シュパープロはPCD144で2代目プロはPCD130。
PCD144はインナー42T、PCD130はインナー38Tが最小歯数。
今やロードクランクのスタンダードになりつつあるPCD110ですが、
シュパーブはそれを発売することなくメーカーが消滅します。
通の方なら、PCD110のシュパーブもあるよ!!
そう突っ込まれますが、それは台湾SRサンツアーシュパーブのクランク。
本家サンツアーとは名が同じでも血筋の全く無い別ブランドなのです。

上から初代シュパーブプロ、シュパーブ、2代目シュパーブプロ。
中でも逸品なのは、プロの付かないシュパーブでしょう。

面取りや仕上げも美しく、浮き彫りのSUPERBE文字。
私的に気に入っているのはアームのくびれと肉抜き加工の美しさ。
実はこの製品、スギノ製でマイティコンペとは兄弟的なクランクです。
ですが、マイティより明らかに凝った造りだった訳です。
マイティはモデルチェンジされてスーパーマイティとなりますが、
これは改悪だったと思っています。
美しかったアームのくびれはなくなりストレートとなり、
シュパーブ同様SUPER MIGHTYの文字を浮き彫りにしたのは良いですが、
下位グレードのスーパーマキシーと同様デザインで、
高級イメージを失います。

シュパーブクランクはシュパーブプロ誕生後も
デザインを変えずに存在感を示していたのでした。
自身のお気に入りはシュパーブクランクに、
エアロマイティギヤ板の組み合わせ♪

初代シュパーブプロは、アステロイドアームと呼ばれたデザイン。
これは衝撃のデザインで突然販売されたモドロのクランクを
かなり意識していたのは間違いないでしょう。
残念ながらシュパーブクランクに個性があったのはここまで。
PCD130となった2代目シュパーブプロのデザインは没個性。
しかもSの刻印さえもコストダウンで消してしまい、
物欲をくすぐるような品では無くなってしまうのでした……。
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