SIMPLEX(サンプレックス)と言えば変速機のイメージ。
しかし、シートピラーやチェーンホイール他、
フレーム部材なども手掛けるフランスメーカーでした。

中でも70年代のツーリストに愛されたのがこのチェーンホイール。
5ピンクランクに取付けるこのギヤ板には、
鉄とアルミの2種類がありましたが、こちらはアルミ仕様の物。

自転車の顔になる部分ですから、その造形は大切です。
TAシクロのようなシンプルさとは違い、
ストロングライトのように見ていて飽きない凝ったデザイン。
クランクを造らなかったのは、
他フランスのクランクメーカーへの配慮でしょうか。

個人的な好みもありますが、このサンプレには、
ストロングライトのクランクが似合いますね。
深みのあるクランクとチェーンリングの組み合わせ。
ガード無しパスハンターに組み込もうと目論みましたが、
主張の強いデザインは、ガード付き自転車とのセットが望ましく、
結局定番のストロングライト+TAの組み合わせに。
単体パーツとして見るのと、自転車に組み付け後に見るのでは、
そのデザインを活かすにも大きな違いがあるのです。
コンポパーツなんて無かった時代は、
個人の感性で自由に自転車を組み上げる楽しさがありましたね。
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