仕事の合間に古いサイスポを読み返しています。

80年代前半までは10代若者によるツーリング記事が多く、
面白かったのですが、87年頃からはロード系によるスポーツ記事が増え、
途端に雑誌内容が全般に渡り劣化していきました。
大人の雑誌に変身したかったのかもしれませんが、
ニューサイクリングを模したような紀行レポートなども中途半端だし、
ロード機材に偏っていく内容はツーリング系サイクリストには
全く興味を抱かないものだったはず。
ただ、80年代のツーリング思考な自転車少年たちは成人となり、
次々とオートバイやクルマに興味を持って自転車から離れる時期。
これまで通りの誌面作りでは読者離れは避けられなかったのでしょう。
☆
日本の自転車産業も曲がり角を迎える頃でしたが、
市販メーカーはロード系を中心にまだ勢いが感じられました。

ミヤタの普及サイクリング車シリーズのルマン。
三角クロモリの7万円前後の入門用と記憶してましたが、
こんなカンパ仕様のモデルを販売していたのですね!!
300台の限定で149,000円。
ノーマルなルマンが2台買えるような値段です。
でもカンパ仕様で14.9万は安い!!
そう思いながら仕様を見ると、何とカンパはWレバーと前後変速機だけ!!
他の部品はシュパーブを含めた各部品メーカーの上級グレード品。
う~ん、これは何とも悩ましい。フレームエンドすらカンパでないし。
80年代、まだカンパは雲の上の憧れの存在。
だからこそ、こんな広告も打てたし、販売できたのでしょう(苦笑)。
車重は520mmサイズで10.2kg。
どうやらフレーム素材もメインチューブだけがクロモリダブルバテッド。
この頃は9kg台のロードが軽いとされていた時代です。
これだとちょっと背伸びしてThe MIYATAを買った方が良いかも。
☆
オーストリッチの広告にはR420輪行袋が!!

この商品はこんな時代から売られていたんですね。
もちろん現行品とは細かい部分は変わったでしょうが、
やっぱりこの横型の袋がコンパクトで安定しやすいです。

もちろん私もR420を2つも購入して使い続けています♪
小さく畳めないですが、乱暴に扱っても穴が空く事も無く、
とても使いやすいのです!!
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