多段化、それはフリーホイールの枚数が増えること。
この分野では珍しくシマノはカンパやスラムに遅れを取っていますよね。
デュラエースは無理せず11段で留まっています。
私の場合はデュラエースといったら、
このゴールド5段のイメージを今でも引きずっていますが(笑)。
まぁ何れはやるんだろうなぁとは思ってましたが、
既にカンパやスラムはフリー13段にまで肥大化しています。
【カンパ13段グラベールロードコンポ】
https://www.cyclowired.jp/news/node/332371
これもインデックスがあってこそ。
更には電動化も進んでいるからこそでしょう。
ただ、このカンパ13段に関しては非電動のようです。
しかし、グラベルロードなんて分野が本当に発展するのでしょうか?
シマノもいち早くグラベルコンポなんてものを出しましたが、
逆にミニベロコンポのカプレオシリーズは消えてしまいました。
カンパに関しては黒歴史的なMTBコンポみたいに、
この13段グラベルコンポがすぐに消えなければいいのですが…。
☆
フリーの多段化が進むとともに、フロントシングルが増えています。
リアメカの進化に比べるとフロントメカの進化は進んでいません。
でも、メカ好きに取ってはフロントシングルはちょっと寂しいかも。
たとえリアが13段になっても1×13=13速なわけで。
リアが5段でもフロント3段なら15速。
昭和のランドナーやキャンピング車のギヤ段数よりも、
現代のリア13段車は多段化ではなく、減段化されている訳です。
ちなみに私のグラベルロード(パスハンター)は2×6=12速です(苦笑)。
正直に言えばこれでは役不足だけど何処でも走れますよ♪
カンパもシマノも一時はロード用フロントトリプルを出していました。
カンパアテナのトリプルは3×11=33速まで発展。
しかし、主流がコンパクトタイプ(PCD110)になっていくと、
フロントトリプルは消滅していきました。
今やMTBでさえ、フロントダブルとシングルが主流に。
目新しさへの興味効果がある内はいいですが、
それが当たり前になると、実は機材として降下? している部分も
多々出てきているように思えますよね。
フリーも8枚を超えるとフリクションWレバーでの操作は難しいです。
歯の間隔が狭くなりすぎて、ギヤチェンジがシビアすぎるのです。
毎回書いているようですが、自身の経験ではチェーンの耐久性と、
操作の扱いやすさから見て、9段ぐらいがベストだと思っていますよ。
ちなみに今回のカンパの13段フリーはトップが9Tに。
これってシマノカプレオシリーズでは当たり前でしたが、
ロード用でトップ9Tって耐久性が大丈夫なのか心配ですね。
何より9~42Tというフリー構成の見かけは凄すぎます。
スローピングフレームにも馴染みにくいベテランさんたちには、
そのチェーン周りのだらしない!?
組み付けにも納得はいかない事でしょう。
極端な話、これの逆パターン的な雰囲気になるのですから。
☆
本日はコメント欄は外してあります。
いつも訪問&コメントくださる方々、ありがとうございます♪
https://cycle.blogmura.com/ranking.html にほんブログ村
ランキングに参加しています。
よろしければワンクリックお願いしま~す♪