旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

デュラエース7900のカーボンペダルが発売されたのは、

2009年頃だったと記憶しますが、

その約20年前には国内製造ペダルのバイオニアの三ケ島から

こんなカーボンペダルが既に発売されていました。


ペダル1

MTBやツーリング系の軽量ペダルとして発売。

当時はまだカーボン自体珍しい素材でしたから、

このペダルはマニアの間では話題になったものです。




ペダル2

しかし、時代は既にロード・MTB共にビンディングペタルへの移行期。

新素材採用の軽量ペダルとして鳴り物入りで発売するも、

一部のマニアを除いては、すぐに忘れられてしまう存在に。




ペダル5

名前の260はもちろん重量の260g(左右セット)を指すのですが、

実際には280g弱と若干重かったようです。


試作品の時は260gだったようですが、

強度的な問題から市販品は補強が施されて重量増しに。

それでも当時の標準的なツーリングペダルが400g程度だったので

かなりの軽量化であったといえるでしょう。




ペダル4

ちなみにシュパーブプロのトラック用ペダルが278gとほぼ同等です。




ペダル3

見た目は無印良品なブラックボディペダルと見間違えそうですが、

チタン色とされたプレートや軸が只者ならぬオーラを発しています。



タイトルでは元祖!?  と書きましたが、

実はこのカーボン260をさらに遡ること5年前(1985年)には、

ロード用カーボンペダルが既に市販されていました。


ペダル6

それはクランク販売で知られるスギノ75シリーズのペダルです。

シマノ、サンツアーに次ぐ第3の日本のコンポパーツメーカーとして、

野心的に発売されましたが、ペダルだけでなく、

シートピラー、チェーンリング、Wレバー・ブレーキレバーに

カーボンを採用して業界に驚きと変革をもたらせたのでした。


●三ケ島カーボン260ペダル●

重量260g  定価/5,000円   ※発売時期は1990年頃

本日はコメント欄は外してあります。

いつも訪問&コメントくださる方々、ありがとうございます♪


https://cycle.blogmura.com/ranking.html にほんブログ村

ランキングに参加しています。

よろしければワンクリックお願いしま~す♪