
今は観光客が大挙して訪れる横浜の臨海部。
その昔は海外航路の拠点だった横浜港。

山下公園の氷川丸が有名ですが、他の貨客船も多数横浜から出航し、
横浜だけでなく日本の近代化に役立っていったのです。
その名残として残る赤レンガ倉庫。
税関倉庫として約110年前に建てられました。
現在は綺麗に整備され、建物内には土産物屋や飲食店が入ります。
倉庫としての役目を終えた後、しばらく放置され荒れ果てていました。
その頃の写真が数枚見つかりました。



落書きが酷く、そのノスタルジックな外観が台無しです。
臨海線の廃線跡のレールもあちこちに放置されていました。
その後、横浜博(89年)を機に、この辺りの再開発が進みます。
今はすっかり垢抜けた観光地的な横浜の港付近ですが、
私が二十歳にこの地域近くで働き始めた時は、
まだ昭和の遺産的なモノがたくさん残っていました。
そんな場所をカメラ片手に散歩する事がとても楽しかったのです。
幸いにも立ち入り禁止の部分にも仕事で入る事ができました。
昔の横浜の風景を収めた写真も少しずつ記事にUPしようと思います。
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昨日仕事中に一本の電話が入りました。
若い頃からお世話になった取引先の社長の訃報。
一昨年、廃業する前に大きな仕事をやらせていただきます。
20代のサラリー時代の付き合いがきっかけで、
フリーになった時に真っ先に仕事をくださった社長さん。
写真(カメラ)好きで、一緒に横浜の写真をよく撮ったものです。
父親ほどの年の差でしたが、息子のように可愛がってもらいました。
古い写真を見ていると、そんな時の情景が思い出されてくるのです…。
撮影機材(昔の赤レンガの写真) Canon EOS-1N RS EF28-70mmf2.8L
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