80年代のエアロロードブームにハマった人と、現代のロードブームにハマった人。実はどちらも同一世代なんですからおもしろいですよね。
歴代デュラエースの中で唯一のタテ型メカとなった3代目デュラエース(ax)。
ここから始まったエアロブームが成功したとは言えませんが、当時の勢いは凄まじかったですね!!
雑誌の広告は市販車もロードだらけ。まだMTBはありませんし、ランドナーも頭打ち状態でしたから、メーカーからすると「エアロ」に乗じた完成車を売れ筋にしたかったのが明からさまでした。
デュラaxや600axを組み込んだロードレーサーは分かりますが、下位モデルのパーツ群までaxオンパレードな商品展開。中でもシマノアダマスax(現代ではソラグレード)は5万前後のエアロ車に取り付けられていました。
しかしそれは、もはやエアロという名に値するのか首をひねるような商品展開。
空気抵抗を意識した涙形パイプをフレームに採用するも、ガードが付いているのは何故でしょう!?
察するに、当時は通勤・通学に使われることの多かった普及クラスですから、ガードがないと売れないとの考えだったのでしょう。しかし、エアロ車にガード付きは当時学生だった私の目からしても違和感だらけだったのです。
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そして現代、何をするにもロードを買わせたい業界は、○○ロードと銘打ってレースからポタリング、山走りまで高価なロードを売りたがることに一生懸命。
奇しくもそのブームに乗った中高年たちは、80年代のエアロブームの餌食にされかかった人たちなんですよね。
子供騙しのエアロブーム
大人騙しのロードブーム
どちらも私は乗っかりませんでしたが、業界からすれば大人騙しの方が儲かったようです。
テレビCMにやたらと中高年ターゲットの健康食品が増えたのと同じ匂いがしますよね(笑)。
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まだまだ激務な毎日が続いています!!。
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