昨日は、地元横浜のパシフィコ横浜で開催中のCP+(カメラと写真映像のワールドプレミアショー)に行ってきました。
コロナ感染下で3年ぶりの会場開催。ようやくこの手のイベントも再開されるようになりました。
このイベントは古くは日本カメラショーとして、都内で行われていたものが、数年前から横浜開催となりました。自身の住む横浜での地元開催とあって自転車で気軽に行ける場所なのです。今回は別件の用事もあったのでオートバイで会場入りとなりました。
平日のためか、少し来場者も少なめに感じます。まだコロナ感染が心配な人も多いでしょうから、入場者減も仕方ないでしょう。それでも、オンラインでなく、こうやって会場開催してくれるのは嬉しいことです。
入場者減の一つの要因!?
今回は事前登録した上で、自分で入場証をプリントアウトしなければなりません。今時自宅でプリンター持っている人って少ないでしょうから、コンビニなどでプリント出力することになります。
ちなみに会場にも少ないながらもプリント出力機が設置されていました。
もうひとつ言わせていただければ、この入場証は名前入り。個人情報バレバレの名札を首からぶら下げるのです。これはやめた方が良いでしょうね。
それでは会場に入りましょう。
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入ってすぐに目立ったのがタムロンのスペース。
ねぶた祭りの飾りが全面に出されていて華やかです。
最初に言ってしまいますが、今回の会場展示は少し地味な印象でした。そして展示メーカーも最盛期の3分の2以下。そのため、大手メーカーとなるキヤノン、ソニー、ニコンの展示スペースがいつもより大きく取られていました。
さらには展示内容も少し寂しい感じ。特にキヤノンはいつも行なっていたレンズラインナップの展示は行われていませんでしたし、各メーカーとも自由に弄れるスペースが激減。まぁコロナ感染下で仕方がありませんが、せっかくの3年ぶり開催ですから、普段触れないようなレンズやカメラをもっと間近で見て操作してみたかったのです。
そんな中でもオリンパス改めOMデジタルソリューションズは派手な演出がないながらも綺麗にまとめられていて、新製品の機材も触りやすかったです。
発売したばかりの90mmマクロF3.5Proレンズ。商品案内をネットで見る限りは大柄に思えたのですが、実際手に取るとコンパクトで使いやすいです。撮影倍率はなんと4倍!! 超マクロ的な撮影が可能。小さな昆虫撮影にも重宝しそうです。
一度触って見たかったマイクロフォーサーズ最長焦点の150-400mmF4.5。1.25倍のテレコン内蔵でフルサイズ換算1000mmレンズ相当となります。大柄に見えますが、こちらも2kg以下ですから軽くて扱いやすかったです。
これまでオリンパスカメラ持参の人に配られていた記念品が止められていたのが非常に残念!!
代わりに、その場でスマホでアンケートに答えると記念品もらえようですが、普段私のようにスマホを持ち歩かない&スマホ操作に疎い人は参加できません。しかも、その場でスマホ弄りして立ち止まる人が増えてしまいますから、これも次回は改めてほしいなぁ。
キヤノンです。展示スペースはこれまでの倍近いのですが、新製品を弄りにくいし、RFレンズの展示もなく、面白みに欠けました。VR体験コーナーが設けられていましたが、整理券もらって数時間またねばならず参加できません。もちろん、一眼デジタル及びEFレンズは過去の遺物とされ、展示どころかカタログもありません(悲)。
富士フイルムはインスタントカメラのチェキコーナーが広く取られ、新たなプリント写真の面白さを積極的に展開。
デジカメもフイルムシミュレーションをアピール。フィルムカメラメーカーならではの、色への拘りが見て取れますね。フジのカメラも使っていますが、私の場合は、昔のフイルム時代から好みだったベルビアモードで撮影しています。
ニコンもFマウントレンズは過去の遺物のようです。Zレンズがズラリと並び、新型のレンズも並べられていました。ポートレートレンズと昔から呼ばれる85mmレンズ。昔はF1.2と言えばキヤノンでしたが、ニコンも85mmF1.2をラインナップさせました。ミラーレスカメラとなり、レンズも小型化できるので、各メーカーとも明るい単焦点レンズが増えてきました。
ソニーはレンズラインナップがますます充実。超望遠レンズを増やすことで、報道やスポーツカメラマンを取り込もうとしています。カメラ好きの方なら当然の事ですが、昔はニコン、キヤノンの2大メーカーが業界を牽引しましたが、今はソニー、キヤノンが圧倒的にシェアを握っています。
ただし、報道やスポーツカメラマンは今でもニコン、キヤノンを使う方が多いのです。プロカメラマンはサポート体制が最重視されるからです。
シグマ、タムロンに差を広げられましたが、トキナーも玄人好みの新製品を出し続けています。
各社がミラーレスに移行する中、ニコンFマウントやキヤノンEFマウント対応新商品を発売してくれるのは一眼デジに拘るユーザーには頼もしいですね。
では、最後に恒例のキャンギャル(←死語!?)を少しだけ。
今回はキャンギャルも少なめ。それを狙って入場するカメラ小僧(←こちらも死語??)も少なかったです。
それにも増して驚いたのは、レンズ交換式カメラを首や肩にぶら下げている人が減り、スマホだけで撮影している人も多かったです。
時代は変われど、画像をモニターで眺めるだけでなく、プリントして写真を楽しむ層は一定層いるのも事実。アナログからデジタルに変われど、写真文化の火は消えないでしょう。
今回のショーは、昨年のようにドタキャン(開催発表後の中止騒動)される可能性もあるため、出展メーカーは展示準備を最小限にしていたような印象です。なので販促品や最新カタログが用意されていないメーカーも見られました。本格開催は来年に期待しましょう。
毎回無料で配られていた総合カタログが無かったり、ペンタックス(リコー)の出店がありませんでしたが、そちらも次回開催にはぜひとも復活してほしいのです。
隣接する臨港パークも春めいてきました。ガメラ業界も数年続いた厳冬期からようやく春が迎えられた感じですね♪
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