旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

今やカセットフリーは13速化まで進み、フロントはシングル前提だったりするモデルも増えてきました。

そんな時代に逆行するように私はフロントトリプル化を進めようと妄想中。

トリプル1

昔はランドナーを含め、ツーリング車やMTBがトリブルだっただけでなく、ロード用クランクだってトリプルだった時代があります。デュラエーストリプルがあった事を知る人も今は少ないかもしれませんね。

末期はカンパアテナのトリプル×11速フリー=33速まで進化したところで市場は急速にフロントシングル化なんて流れに進んで行き、現在の流れとなります。




トリプル9

山サイを含む、ツーリング関係に乗っているTOEIパスハンター。エンド幅が120mmのため、サンツアーのウルトラ6タイプのフリー(12-23T)で6速フリーを使っていたのですが、最近脚力の衰えと体重増加から中速域とロー側ギヤに不満を持つようになりました。

フロントはTA44×26T。いわゆるアルプスギヤなのですが、フリーのロー側が23Tなので、もう少し軽いギヤが欲しくなったのです。この数年で膝も痛めてしまいましたしね。



フリーを交換しようと思ったのですが、悲しいかなボスフリーは固着してしまい外れません。ならばフロント26T以下が取り付けられるサンツアーのMDギヤを探します。

トリプル10

サンツアー末期に近い頃に発売された画期的なシステムです。フロントギヤ(インナー20T!!)を小さくし、さらにフリー側もクレスレシオ的にすることで軽さとギヤ比のロスを無くそうとしたのです。

このMDシステムは後に幻のカンパMTBクランクに採用されただけでなく、シマノさえも真似するほど。




トリプル8

ほぼ未使用のギヤ板(42×32×20)は某ショップで購入できたのですが、クランクがない…。PCD94と特殊な上に販売数は少なかったので、たまにヤフオクに出ても175mmが大半な上に高額なので清く諦めました。




トリプル2

そんな中、ヤフオクで見つけたのがXCプロのノーマルクランク。片側だけということで格安で美品が手に入ります。こちらはPCD110ですからチェーンリングもすぐにシルバータイプが見つかります。しかし、こちらも中々インナーギヤ板が見つからず。




トリプル4

ようやくスギノの未使用インナーが見つかりました。24Tです。このXCノーマルクランクもインナーが24Tまで取り付けられるのです。


次の悩みは、インナーリングを取り付けるボルトとスペーサー。ボルトは普通の5アームボルトが使えたので問題なし。しかし悩ましいのがスペーサー。




トリプル5

右はストックがたくさんあるTAのスペーサー。外径12mm、厚さ3.5mmはオッケーでしたが、内径(穴の大きさ)が8mmでNGでした(悲)。

そこで左の外径12mm、厚さ4mm 、内径9mmのスペーサーを見つけて発注。こんなリングでも今は1個200円もするんですね!!  昔はサイクルショップで20円とか30円だったと記憶します。




トリプル6

これで悩ましかったトリプルクランクが揃いました。




トリプル7

こうやってTAと比較すると剛性の差も歴然ですね。ただでさえたわみやすいTAギヤ板。私のような巨漢が登坂で大トルクかけると明らかに力のロスがありました。


見かけはやっぱりTAの方が格好良いのですが、乗り込む自転車は見かけより性能重視。

インナー26から24T。たかが2Tの差ですが変化は感じられるのか!?


まだ手がつけられないのですが、GW前後の山村ツーリングまでにはパスハンターの改修を進めたいのです。


本日はコメント欄は外してあります。

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