北海道が大好きで、自転車、オートバイ、そして鉄道を合わせると20回近く旅しています。
2014年夏は北海道&東日本パスを使って新潟から小樽へフェリーで渡り、道内の鉄道旅を楽しみました。
JR北海道の未乗車区間であった日高本線と札沼線に乗るのが目的でもありました。
小樽到着日に滝川駅から新十津川駅まで歩き、札沼線全線を乗り、翌日は日高本線を1日かけて完乗。
道内3日目はNo1秘境駅の小幌駅を訪ね、長万部から函館本線で小樽へ。道中では余市のニッカウヰスキー工場で試飲。
ホロ酔いのまま札幌から急行はまなすで北海道から離れました。
それから10年も経っていないのに、今やそんな北海道の鉄道旅は出来ません。
日高本線や札沼線の末端区間は廃止され、函館本線の普通列車は減り続け、小幌駅に辿り着くのさえ益々厳しくなりました。
新幹線が札幌延伸されれば函館本線だけでなく室蘭本線だって、廃止や3セク化で旅の手段として鉄道を選ぶのは現実的ではなくなります。
最後の道内鉄道旅は2020年夏。仙台からフェリーで苫小牧入りして、道南を中心に巡りました。
帰りの新幹線は速くて便利に思える反面、旅としての醍醐味には欠けました。
JR北海道、次々と路線や駅を廃止する一方で、新幹線だけは延ばしたがる。
経営的に余裕のあるJR東海がリニア新幹線を強引に進めようとするのは仕方がないですが、体力のないJR北海道が新幹線を推し進めるのには疑問です。
昔の時刻表と北海道ワイド周遊券が出てきました。
この頃は、まだ道内の赤字ローカル線も廃止される前。
20日間有効の周遊券は若者旅行者を中心に、鉄道旅する者に不可欠な切符でしたね。
当時の28,800円は大きな金額でしたが、これは都内から道内の往復運賃も加わっていますから、割安です。
宿代浮かすために、夜行列車を利用したり、駅の待合室で寝る旅人も多かったです。
そして、若者の定宿であるユースホステルも多くのホステラーで賑わっていましたね。
道内の鉄路が減るのに合わせるようにユースホステルも減っていくのでした。
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