今でも現存するランドナーには新旧問わずにTAシクロツーリストを使っている人は多いでしょう。
しかし、そんな人たちの多くはフリーが5段、6段なのでは!?。
基本的に自転車のチェーンは6~8速は共有できます。現行シマノチェーンだとHG-40がそれにあたります。では、5速用のチェーンは!? 残念ながら明確に5速用と謳っているチェーンはないようです。
でも、5速フリーに6~8速用のHG-40は普通に使えます。自身の経験ですので、自己責任ではありますけどね。
確か、サンツアーが6段フリーのウルトラ6を発売した時は、従来の5段用チェーンではなく、専用のウルトラ6チェーンを使いなさい!! とされていましたけどね(汗)。
当時はチェーンの性能も今ほど良くなく、プレートの形状も複雑でなかったので、明確に5段用と6段用のチェーンを分けたかったのでしょう。
話が逸れましたが、所有しているセマス・スポルティーフはオーダー当初はデュラエース7402のインデックス8段仕様で、TAクランク+チェーンリングを組み込んでいました。
その時は、まだ9段フリーのない時代。チェーンはデュラエース8速用CN-7401を使いますが、TAチェーンリングは何の問題もなく変速してくれました。
ところが、その後にデュラ7402から9速用のデュラ7700に交換した途端に、TAチェーンリングが悲鳴を上げました。フロント変速時に歯先間に時々引っかかってしまいます。
公式にTA社も対応は8速チェーンまでで9速はNGとされていたのです。
こればかりは仕方なし…。
諦めてそのまま使っていましたが、不具合解消のためにTAそっくりさんの製品を入手しました。
それがヴェロオレンジのチェーンリングです。
パクリだよね!! そう思えるほどそっくりですが、アーム部分に窪みあり。
昔スギノから発売されていたプロダイ6のチェーリングはアルマイト仕上げでTAのようなピカピカ仕上げではありませんでしたが、このヴェロオレンジはピカピカ仕上げ。
このチェーンリングは、変速ポイントも設けられた現代パーツクォリティ。
9段、10段に対応しているので、これを取り付ければ自転車の雰囲気を変えずに不具合解消できそうです。
本家TAとの比較。ちなみにヴェロオレンジとの組み合わせではサンエクシードのクランクに交換予定。
実は、ルネバターンのサンエクシードチェーンリングも用意していますが、チェーリングは自転車の顔ですからガラリと雰囲気が変わることに戸惑いがあったのです。
学生時代に最初に購入したFUJIオリンピックランドナーにスギノルネパターンのチェーンリングが付いていたのですが、TAへの憧れに、すぐに交換した経緯があるのです。
当時はツーリング車=TAがスタンダードでしたしね。
自転車の顔であるチェーンホイール。
やっぱりその部分には拘りを持ちたいですよね。
ヴェロオレンジは、今から10数年前に米国のツーリング車ブームに合わせて誕生した米国ブランドです。
現代クォリティな部品ながら、ノスタルジックなデザインの商品をたくさん発売しています。
〔ヴェロオレンジ販売品〕
https://shop.circles-jp.com/collections/velo-orange?page=1
米国ブランドですが、実際の製品作りは台湾メーカーが請け負っています。この辺りはサンエクシードも同じですね。それほど台湾の自転車産業は優れている証拠でもありますね。
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