毎年この時期になると山の紅葉が気になります。
紅葉の綺麗な場所はクルマで大渋滞。
そんな人混みだらけの場所で紅葉狩りしなくとも、良い場所ってたくさんあるんですけどね。
桜の花見と同じで、有名ポイントだけに群れてしまうのも人の性なのかもしれません。
私の場合は、この10数年、8氏と山岳サイクリングを楽しみながら紅葉狩りしています。
若い頃は一人でオートバイで出かけることが多かったですが、紅葉シーズンはすでにオートバイで走るには寒いのです。
それに比べると自転車ではベストシーズン。林道の坂を少し上り詰めるだけで身体は温まり寒さは感じません。
そして、すぐに立ち止まることができるので撮影するにも煩わしさがないのです。
もちろん自転車ですから、それなりの体力と知識は必要。これは登山者にも近い感覚。
そして、紅葉シーズンは日暮れが早いので、行程を欲張ると16時近くまで山中にいることになり、迫る暗闇との闘いともなるのです。
数年前の群馬県暮坂峠では綺麗な夕焼けにウットリするも、その後は暗闇の底に吸い込まれるように自転車を走らせました。
さて、今年は何処の山に走りに行こうか!?
今年は夏の猛暑続きで紅葉開始が少し遅れているそうですが、見頃の時期は平年並み。
ようするに紅葉シーズンが短いということ。
この3連休は季節外れの夏日続出のようですが紅葉名所は大混雑でしょうね。
今は無き、昭和スタイルのサイクリストに愛されたNew Cycling誌。
突然の発行停止となってしまいましたが、紅葉サイクリング記事を含み、数回寄稿させていただきました。
ここまで作り込んだ原稿を用意したのは、数ある執筆陣の中でも、たぶん私だけでしょう。
写植・版下の時代からPCを使ったDTPが基本の紙媒体印刷な時代。
それに着いていけずに業界から去った人は、とても多いです。
しかし、自転車はあくまでも趣味の遊び。
誰もが最新メカに頼ることはありません。
むしろ古いメカ(システム)を美徳とされ、乗り続けることも自由なのです。
ニューサイが、まだ健在ならば、こんな縦位置の写真が表紙を飾ったかもしれません。
目を引くために表紙に女性ばかり起用した某自転車月刊誌はニューサイのように歴史を重ねることなく廃刊。
隔月刊化されたバイシクルクラブもいつまで続けられるのか…。
唯一の月刊誌となったサイクルスポーツはようやく脱ロードなネタになるものの、中身はやっぱりロードバイクとその派生種に頼りっぱなしの状況。
日本の自転車文化って、今後はどうなってしまうのでしょうかね!?
☆
本日はコメント欄は外してあります。
いつも訪問&コメントくださる方々、ありがとうございます♪
https://cycle.blogmura.com/ranking.html にほんブログ村
ランキングに参加しています。
よろしければワンクリックお願いしま~す♪