何だかこの数日は真冬の冷たい空気に入れ替わったような日本列島ですね。
そして関東地方では晴れても強風続き、そして雨。気持ちよく自転車に乗れない一週間でした。
今日は久しぶりに穏やかな晴天で走りに出かけたい気分なのですが、仕事の校正返却待ちで外に出られません。明日からの土日は天気が悪いようなので尚更今日走りたいところなのですが…。
自転車がスポーツ機材ではなく、冒険(旅)機材だった頃、当時のサイクリストの主役は当然ながら若者でした。そして、その多くは機材に拘るよりも見知らぬ遠い場所目指して自転車を走らせていました。
ひたすら幹線道を走り、距離やスピードを競うような走り方は少数派。
多くのサイクリストは自転車旅(ツーリング)を純粋に楽しむために気持ちの良い道を選んで走っていたものです。もちろんそれが出来るのも日帰りという枠に縛られていなかったからです。
サイクルスポーツ誌も今のロードバイク本とは違い、若者とツーリング車乗り向けの内容が中心でした。
年1回でしたが「真夏に会った仲間たち」に刺激された当時のサイクリストも多かったはず。
そのコーナーのグラビアは生き生きとした若者サイクリストの姿と、気持ちの良さそうな道がたくさん掲載されていました。その中には長野県のビーナスラインも含まれていました。
だからといって河川敷の道ばかり走っていても景色に変化がないから飽きてしまう…。
自転車遊びの原点は、子供の頃の隣町への冒険だった人も多いはず。
メディア操作でスホーツ機材のようになってしまったロードレーサー(バイク)。それに乗るのは仕方なし。今やサイクリングショップの大半で取り扱いメイン車種になってしまいましたからね。
日帰りサイクリングで半径100km以内のサイクリングにいつまでも満足できますか!?
サイクルスポーツ以上に巻頭グラビアに魅入られたのが今はなきニューサイクリング誌。
そこを走りに行きたい!! そう思わせる写真が多かったものです。
見知らぬ地方の気持の良い道、走りに行きたくなりませんか!?。
そんな場所に相応しい自転車と服装で、景色に目を向けながら、都会とは違う時間の流れを体感したいものですよね。それが本来のサイクリングの楽しさだと思うのです。
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