旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

少し前の記事でも触れましたが、バイシクルクラブ(以下バイクラ)は1985年発行の月刊誌として誕生。

バイクラ1

その内容は他の月刊誌、サイクルスポーツ(以下サイスポ)やニューサイクリング、そして自転車競技マガジンとも切り口の違う硬派なロードレーサー中心の内容でした。




バイクラ2

自転車をいかに効率よく速く走らせるかなどの理論重視の内容には、私的には今ひとつな感じ。

当然ながら、そんな内容で続けることには無理があり、次第にサイスポと変わらぬ内容・誌面になっていきました。


そして、現在のバイクラは出版元が変わり、隔月刊として再出発。

さらに今月号(7月号)からはリニューアルするということで、購入目的で書店に行きました。

バイクラ5

ロゴが創刊時のものに戻されました。

うーん、この長体がかったロゴはセンターに配置すると左右の余白が格好悪い…。

昔のように左端に寄せるべきだと思うんですけどね。


内容は確かにこれまでのロードバイク中心が刷新されていました。それは、喜ばしいことなんですが、何処かで見たことのある誌面内容とレイアウトです。


それは、硬派な自転車雑誌として10年ぐらい前まで季刊誌販売されていた「自転車人」に似ていたのです。

バイクラ4

大人の自転車雑誌として生まれ変わった新装バイクラ。悪くないんですが、1,870円という高額さもあり、買うことは見送りました。これなら所有している昔の自転車人のバックナンバーを読み返せばいいですからね。これが1,000円だったら即買いしましたけどね。

今や雑誌は薄っぺらな内容とページ数に対して値段が高くなりすぎました…。



そんなバイクラにあからさまに対抗していたサイスポ7月号。

バイクラ6

内容は相変わらずですが、付録付きの特別価格で1.650円!!

通常は1,000円のサイスポですが、付録つけた特別価格でもバイクラより安い。

この2冊が並んでしまうと、バイクラが霞んで見えてしまうのです。

明らかにバイクラ刷新を狙い撃ちしたような意地悪な販売方式でしたね。


私はフリーランスのGデザイナーですから、月刊誌の仕事もよく請け負いますが、正直言って月刊誌のギャラは安すぎます。30年前の半額どころか4分の1程度。雑誌が売れないのですから仕方がないですが、これでは作り手側も苦悩の連続でしょう。


ましてや自転車界はロードバイクブームも終わり、広告収入も見込めませんし、雑誌そのものが売れない。

かといって、ネット配信だけではますます事業は下降する一方です。

紙媒体が再び勢いを取り戻すことはもうないんだろうなぁ(悲)。


90年頃はMTBブームの盛り上がりもあり、複数の自転車雑誌やムック本が書店に置かれていました。

バイクラ7

バイクラ8




そして、今から15年ほど前、ロードバイクブームの全盛期には、他の車種も含めて自転車雑誌もたくさん発行されました。

バイクラ9

バイクラ10

もうこんな自転車ブームも雑誌の発行も二度と起こらないでしょうね、少なくとも私が行きているウチは(苦笑)。

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