年取ると昔のことが最近のことのように語られると言われますが、まさに今の私も同じかな!?
よく子供達にその事で突っ込まれます。
良い意味で生き字引、悪い意味では老害でしょうか(苦笑)!!
物持ちが良いというよりも、気に入った品はいつまでも捨てずに取っておく。
私にとっては自転車雑誌やカメラカタログなどがそれに当てはまります。
40年前のサイスポやニューサイクリング誌を今も眺めては、昔は良かったなぁ、と現実逃避の至福の時間。
もちろん自転車趣味は、乗り回すことが一番大事ですけどね。
ビンテージという定義も曖昧な部分がありますが、昭和50年代の日本主導で世界的に勃発したエアロ自転車ブームも今やビンテージの領域ですね。
デュラエースAXやサイクロンマーク2の発売が1982年ですから、もう40年以上前のパーツなんですよね。
この頃から一気に自転車パーツの変革が進んだように記憶します。
当時高校生だった私の目線からも、当時のインパクトの大きさは、その後の自転車変革の中でも一番大きかったと思っています。
ツルッとした飾り気ないの表面仕上げを嫌う人も多かったのは確か。
それでもこの頃は、まだネーミングは刻印されていました。
すぐにカスれてしまうプリント文字は、エアロブームの後からとなります。
40年前といえば、国産車でいえば初代いすゞピアッツァやデートカーとして人気急上昇のリトラクタブルライトのホンダプレリュードが販売された頃。
国産車同様に日本の自転車産業が元気だったからこそ出来たエアロブームへの仕掛けでしょう。
電子化が急速に進んだこの頃のクルマを所有維持し続けるのは困難ですが、デュラエースAXやサイクロンマーク2を組み込んだ自転車は問題なく走らせることが出来ますよね。まぁAXの特殊なブレーキシューは自作加工しなければいけませんが…。
今発売されている電動パーツ、20年乗り続けるのは無理でしょう。レース機材としてはOKですが、趣味の自転車で長らく乗り続けることは厳しいですよね。
まぁそれもロードがレース機材に準拠した自転車だから。
ツーリングパーツなら40年以上どころか50年近く販売され続けるものがあります。
ツーリング車乗りには当たり前に思われていますが、これって凄いことですよね。
レース機材でないのなら、昔のパーツでも十分サイクリングが楽しめる!! といったところでしょうか。
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