コンパクトタイプのデジタルカメラがスマホに取って代わられ売れ行き下降どころか生産中止が相次ぐ時代にリコーからペンタックスブランドのコンパクトタイプの新型フィルムカメラが発売されます。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1600114.html
ペンタックス17(イチナナ)。
その名の通り、ハーフサイズカメラです。
私ら世代だとオリンパスpenのハーフサイズカメラを覚えていることでしょう。
36枚撮りフィルムで72カット撮れますから、連写しない限りスナップ撮影には充分でしょう。
手巻きレバー、フィルム巻き戻しレバーとMFカメラ時代を思い出す構造でありながら、ボディはマグネシウム合金!! チタンカラーなのも格好いいのです!!
メーカー直販価格が9万以下と、現代のデジカメの高額さを思うとかなりリーズナブルに思えます。いかに現代のデジタルカメラやスマホが高くなりすぎたことか…。
今更自身がフィルムカメラに戻ることはないですが、こういった選択肢が出来るのは良いことです。
このカメラの成功で他社もフィルムカメラの販売を検討する流れがでれば、停滞気味のカメラ業界も盛り上がるかもしれません。
カメラが高級品で特別だった時代、月賦で買った人も多かったことでしょう。
私の場合は、大学生の兄がペンタックスMEスーパーを買い、それを羨ましく思いながらもカタログ集めするのがやっとでした。
最初の一眼レフは社会人になってから購入した中古のキヤノンAE-1ブラック。
それからは数々のキヤノン一眼レフを使いながらもオリンパスやニコンにも手を出す無節操ぶり。
たくさんの思い出、そして作品を撮り続けてきました。
仕事柄、早い段階からデジタルカメラに切り替えましたが、フィルムカメラ時代のようなカメラに対するワクワク感は得られません。
今やベンタックスは会社としては存在せずリコーの1ブランドとして生き残っています。
そんなペンタックスのフィルムカメラが現代に新発売されることはカメラファンにとっては奇跡のような出来事なのです。
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