サンツアーのトップグレードメカとして誕生したシュパーブですが、軽量バージョンのシュパーブプロが追加されると、途端にメインはそちらに移行されていきます。
それでもエアロボディに変更された2代目シュパーブプロと共に新型シュパーブも発売開始。
Wレバーは初代から変わらず、FDとRDのみFMCします。
純レーサー部品としてのシュパーププロに対し、シュパーブはGTモデル(限定販売)を用意して、ツーリング用途にも組み込みやすい変速機として、プロとの差別化をはかります。
上/初代シュパーブ 右下/2代目シュパーブGT 左下/2代目シュパーブ
初代と比べるとギュッと引き締まったコンパクトボディに変わります。それはマイクロライトコンセプトとして誕生したサイクロンマーク2の流れをくむデザイン。
それでは、歴代シュパーブRDを見てみましょう。
1977年に初代シュパーブがサンツアー初のコンポパーツとして誕生。
まだネーム部分に黒ペイントがありません。この時一緒に発売開始された軽量メカのFDは強度が足りずに回収騒動になったことは以前の記事でも触れました。
http://butoboso0217.livedoor.blog/archives/799467.html
ネーム部が黒塗りされて引き締まった初代シュパーブのMCモデル。
このタイプが一番市場に出回りました。そして、軽量バージョンのシュパーブプロが追加されます。
FMCされた2代目シュパーブRD。
シュパーブプロがオールメッキのシールドプーリーを最大のウリにしたのに対して、こちらシュパーブは引き続きデルリン樹脂のノーマルプーリー。メインボディはシュパーブプロと同じでバフ仕上げでピカピカです。
こちらは比較のための2代目シュパーブプロRD。
プーリケージ、プーリーの違いは明確です。
泥詰まり問題は兎も角、シュパーブプロの方がスペシャル感があります。
ノーマルシュパーブの裏側ケージは、初代シュパーブプロからの流用。
僅かな差ですが、キャパシティはシュパーブプロの方が大きいです。
重量面ではシュパーブプロよりもシュパーブの方が軽いといった逆転現象が起きています。
2代目シュパーブプロは頻繁にMCされますが、シュパーブはそのまま放置状態。
ショップで単品として売られているのは見たことがありませんが、市販メーカー車の複数に組み込まれて販売していました。
丸石エンペラーロードの上位モデルにもひっそりと2代目シュパーブが組み込まれています。
他にナショナル・エスプレッソロードにも採用されていましたが、実車を見たことはありません。
シュパーブプロの誕生で役目を終えたシュパーブ。最終型となる3代目シュパーブプロが発売された頃には、その存在すら忘れ去られてしまうのでした。
〔シュパーブGTの詳細はこちらをどうぞ〕
http://butoboso0217.livedoor.blog/archives/7959442.html
〔シュパーブプロ2代目RDの詳細はこちらをどうぞ〕
http://butoboso0217.livedoor.blog/archives/582357.html
●サンツアーシュパーブ(ショートケージ)●
販売時期/1983~1985年 トータルキャパシティ22T
最大フリーロー側23T 重量/176g 価格/8,250円
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