本日も懐かしの昭和ノスタルジーな話題です(笑)。
下北半島尻屋崎にて(1988年5月)
昭和63年、この頃はユースホステルを利用して旅をするサイクリストは激減し、オートバイライダーやクルマ利用のホステラーが主役の座に。
この日、尻屋崎YHはGWとあって満員御礼の盛況ぶりでしたが、サイクリストは私だけでした。
下北半島をぐるりと時計回りに走ったのですが、出会ったサイクリストは10人もいなかったです。
既にこの頃には、自転車で旅する若者は希少になりつつあったのです。
横道に逸れましたが、今回のメインタイトルは岩井商会のガンウェル。
ガンウェルといえば、現在も競輪用トラックレーサーのフレーム他、様々な車種をオーダーできる工房ですが、昔はガンウェル=安物のイメージがありました。
安物と書いてしまうのも、この広告(1983年)の衝撃プライスから出来上がった私的イメージですので、他の方がどう思っていたかは分かりません。
当時「サンキュッパ」のプライスは家電など見られた格安商品を連想させていましたが、ロードレーサーがサンキュッパ!!
市販メーカー(マスプロメーカー)にも入門用としてサンキュッパのサイクリング車はありましたが、それはカタログ写真から見ても安物にしか見えませんでした。ところが、ガンウェルのサンキュッパロードは、見た目には高級感のある商品だったのです。
ポジションもレーシーだし、エアロボトルにトークリップ付き。とってもお得感がありました。
ランドナーはヨンキュッパ!! これも魅力ありました。
当時、オールクロモリ車が8万以上、三角クロモリ車で6万前後。
このガンウェル車のフレーム素材は明記されていませんが、入門用市販車価格で、セミオーダー的なサイクリング車が買えたのでした。
ちなみに、この岩井商会、パーツ類の販売価格も関東一安く!? 倉庫そのままの巨大な川口市の店まで何度か買い物に行っています。自転車で往復120km弱ありましたけどね(汗)。
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