銀座松屋の展示場で行われていたのは30年ぐらい前だっただろうか。
その頃から出向いていた日本カメラショーも時代の流れで、フォトイメージングエキスポと名称を変えて東京ビックサイトに会場を移し、2010年からは身近なのパシフィコ横浜でCP+(カメラと写真映像のワールドプレミアショー)として開催されています。
昔のカメラ関係だけのショーではなく、映像関連の機材・アクセサリーから書籍まで多数の出店ブース。
今回は過去最大の企業が出店したそうです。
去年は入場登録するも仕事で出かけられず、2年ぶりに見学してきました。
もちろん私にとってはカメラ関連を中心に、かつカタログ物色が目的となります。
オリンパス改めOMDS、大手メーカーがCP+にぶつけて大物新製品を控える中、今年もレトロ銀塩カメラ風のOM-3を発表。
まずはこちらから手にとって感触を確かめます。
まだOM-1どころか、E-M1マーク2で我慢している身としては、そろそろ新しいカメラも欲しいところですが、何せまだ子育てに金かかる時期ですから我慢!!
デザイン・質感は良いですが、別売りのグリップすら用意されていないのが残念ですね。
CP+の開催直前に発表されたシグマBF。
アルミ削り出しのボディはボタン・ダイヤルの殆どを廃したシンプルな造形。何だかApple製品に通じるような美しさがありました。
シグマはこの辺りの驚くべき製品を作ってくれますが長続きしないのが玉に瑕。
シグマもいよいよ白玉レンズを出して来ました。
望遠レンズ好きにはたまらない300-600mmF4レンズ。ロクヨンズームは過去にないスペックです。
重量は3970g。ズームのロクヨンで4kg以下とは軽いですね。
昔仕事で使っていたキヤノンEF600mmF4なんて6kgありましたから(汗)。
お金が無限にあるなら、ラージフォーマット1億万画素超のフジのカメラも使ってみたいです。
専用レンズも増えてきましたしね。ただ、手ぶれ補正入っているとはいえ、手持ちで撮るのは辛そう!!
展示の凝った試写コーナーも多かったです。
最大手(キヤノン、ソニー、ニコン)は、スポーツ試写が行える大きなブースを構えていますが、そちらは大行列できているので近寄り難いです。こんなメーカーの品なら、ヨドバシカメラ等で弄ってた方が順番待ち気にせず良いですしね。
以前のCP+では軽飲食店ブースなどに使われていた場所は、カメラ関連の出版社が多数見られました。
これは毎回のことですが、今回はその幅が広がったようです。
時々購入する「旅と鉄道」「バーダー」の出版ブースがありました。こちらはカメラとの繋がりもありますから出店も納得。
でも、何故か自転車雑誌「バイシクルクラブ」のブースも。
こちらは何だか浮いているように思えます。カメラ趣味のサイクリストは昔は多かったですが、今はそんな人は殆どいなくなりましたからね。
2年ぶりでしたが、その大きな変化にも気がつきました。
まずは、多くのメーカーが紙のカタログ配布を減らしていたこと。最近カメラ屋でもカタログが少ない上に最新のものが中々発行されず。それでも、このCP+では入手できたものですが、今はそれも叶わず。
50万を超えるような高価なフルサイズカメラなのに2つ折りのペラペラパンフでは購入意欲も下がると思うんですけどね。スマホで商品案内見てたってワクワクしませんから…。
それと、キャンギャルが殆どいなくなりました。
それを目当てに来たと思える元カメラ小僧的なおっさんたちも見かけず。
昔と違ってレンズ交換式の本格的なカメラをぶら下げて来ている人も減ったようで、昔のカメラショー的な流れはますます薄れているような気がしました。
最後は、別館でプロ向け開催されているキヤノンブースでじっくり最新機材を触らせていただき、お土産をもらっての帰宅となりました。
☆
本日はコメント欄は外してあります。
よろしければワンクリックお願いしま~す♪