旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

天気が良いので町田界隈をポタリング。

仕事もオフシーズンに入ったので、ある程度自由時間が取れるようになりました。


先週はランニングを3回するも中々調子は戻らず、逆に右膝がズキズキ……自転車と違って体重が足腰に直に掛かってくるので、怪我の最中による体重増は1kgに抑えられたものの、無理はできません。

気合いで怪我や病気が直せたのは40代ぐらいまで。今は故障のたびに長期のリハビリが必要になってしまいました(悲)。



さて、タイトルの話題。

過去にも何度か触れましたが、東京都町田市には日米富士自転車(フジサイクル)の本社工場が2000年頃までありました。

フジ1

今はその場所に町田市役所が建っています。

JR横浜線沿いにあり、高校生の時は毎日のように通学で工場を眺めてきました。




フジ3

ご当地メーカーとあって、町田はもちろん、隣接する横浜市内にもフジサイクル特約店的なショップが多かったです。

中学生の頃には、すでにフジオリンピックに乗る友人もいました。




フジ2

高校1年の夏休みの大半を全てサッシ工場でのバイトに費やし、私が購入したのも、もちろんフジオリンピックランドナー(OS-15)。

購入したのは、これまた現存しない、町田市内のイトイサイクル。

オールクロモリフレームに、市販車としては当時珍しかったナベックス・コンチネンタルカットラグ。シリカのインフレーターも誇らしかったです。


どんな乗り物であれ、最初の一台は思い入れのある人が多いことでしょう。

私にとっても、本格的なサイクリング車、それまでは親に与えられた自転車でしたが、フジオリンピックは、初めてのバイトで手に入れた大事な愛車、これまでたくさんの自転車に乗りましたが、今でも特別な一台。




フジ4

三角クロモリの6万前後のサイクリング車が売れ筋だった時代に、ワンランク上のオールクロモリフレーム車は誇らしかったです、←自己満足、ただしオーダー車への憧れも同時に湧き上がる(苦笑)。

クロモリでもノンバテッド(プレーン管)ではなくダブルバテッドの丹下チャンピオンNo2。その後、オーダー車を組む時も、石渡パイプでなく丹下パイプを好んで使うようになりました。




フジ5

フジサイクルは、メカの採用にシマノ製品以外が多かったです。

特に変速機はサンツアーが多く、これも自身がシマノ嫌いでサンツアー好きになった理由だったりもするのです。


良くも悪くも、80・90年代は日本の自転車産業の絶頂期、完成車を売るメーカーもたくさんあり、それらの自転車には必ず日本産パーツで組まれていました。

今やシマノだって国内ブランドではあるものの、日本産のパーツは僅かです。それはヨシガイやスギノも同じ。メーカーこそ生き残っても、もはや国内でのモノづくりは衰退する一方ですね。


日米富士自転車は、今も「Fuji」を名乗るブランドとして残りますが、SRサンツアー同様に日本とは無関係になってしまいました…。

本日はコメント欄は外してあります。

いつも訪問&コメントくださる方々、ありがとうございます♪

にほんブログ村 自転車ブログへ
ランキングに参加しています。よろしければワンクリックお願いしま~す♪