先日の長野県北西部のサイクリング1日目、木崎湖を望む林道へ。
眼下に広がる湖畔の脇にはNゲージのように小さく見える大糸線の車両が走ります。
この木崎湖には、かつて昭和のYH全盛期に発行されていた小冊子の「ほすてりんぐガイド」の投票で一番人気となった木崎湖YHがありました。
※少し記憶が曖昧ですが、ほすてりんぐガイドはA5サイズの同人誌的な小冊子で一部のYHで300円程度で売られていました。
木崎湖YHがありました、との過去形ですが、実は現在はYH協会からは脱退し、別の名称で今でも宿として営業しています。昨年(2024年3月)にYHとして閉館したばかりです。
せっかく近くまで来たので、木崎湖YHを訪ねてみました。
元々民宿(旅館)との併用YHでしたが、現在も民宿としては営業中。
そして、ユースホステル形式の相部屋宿の「白馬山麓レイクサイドホステル」として再出発したようです。
木崎湖YHは何度か名称を変え、最後は「白馬山麓レイクサイドユースホステル」でした。
YH協会を脱退したことで「ユース」の名を外したのでしょう。
色あせていますが、まだJYHの標識も残されていました。
古い建物のはずですが、綺麗に改修されてYH時代のまま営業されていました。
今やYHの知名度は低くなるばかり、協会への納入金を考えると脱退した方が得策と考えたのでしょう。
協会脱退後も「ユースホステル」から「ホステル」として営業続けたところは他にもありました。
日本一の人気と聞いて泊まりに出かけたのは、まだ10代の頃でした。
今回と同じく、自転車で糸魚川から松本方面に走った道中で宿泊。狭いながらも温泉のあるYH。
同宿のホステラーは5人ぐらいだったと記憶します。
後から知ったのですが、ここには根城としている某大学のYH研究部があり、投票で一番人気になったのもそんな常連さん達の組織票だったことを聞きました。
真意は定かではありませんが、民宿らしいYHで、青木湖の静かな湖畔の宿的で、のんびり寛げる大人向け(当時の)なYHでした。
名前や宿形態を変えども、昭和の頃と変わらぬ建物が残っていることは、とてもうれしく思えたのでした。
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コメント
コメント一覧 (18)
木崎湖YHM人気投票一位、これは組織票だったんですね。(笑)
僕は、栃木県の日光YHを見にいきたいです。
大谷川沿いの砂利道を下って行くと左側に建屋があって自転車、オートバイ置き場にキャンピング車がずらりの光景が目に浮かびます。
butoboso0217
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林道のうえからわたしも列車がすすんでいるのを見ました。糸魚川から海ノ口駅まで大糸線で移動したときは楽しかったです。フォッサマグナ地帯は、鉄道でも徐行して進むのか、と思いました。採算の点では厳しそうですが、廃線にならないことを願いたいです。
butoboso0217
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この辺りまで 外人さんがはいりこんでいるようですが 町並みは変わって無いのかな?
YHに最後に泊ったのは 30年まえくらいですが、 もう 若い人には無理!っていう感じの ヤツレ感 と 同部屋宿泊!
テント泊でも 個別がいまや当たり前ですし・・・
キャンプと野宿がメインだったので 天候不良時や 腹いっぱい食うためだけに たまにYH利用していましたので 私にとっては YHは とても贅沢な!宿でしたけどね~
とにもかくにも いいお天気で 良かったです
butoboso0217
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本日はAmazonで朝8時30分から始まった井上尚弥選手の世界タイトル戦を観戦するため、昨日のうちに家の掃除や洗車を済ませ、今朝のジョギングも1時間早めて準備万端で試合に臨みました。先ほど、井上選手が見事なKO勝利を収め、気分爽快な朝となりました。
そんなわけで、ゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、朝から少々酔いが回っております。乱文ご容赦ください。
さて、昨年のインバウンドは前年比で50%増と、想像をはるかに上回る伸びを見せました。その影響で、京都や北海道といった観光地では日本人観光客の姿が激減しているとのこと。「近くて安い日本」が外国人旅行者にとっていかに魅力的かを物語っています。
そんな中、昭和の小学校のような建物で親しまれていた河口湖近くのユースホステル(YH)は閉鎖されていましたが、その周辺では外国人観光客向けの民泊施設がにぎわっていました。
以前、AIにユースホステル衰退の理由を尋ねた際、その回答にご立腹だったご様子でしたので(笑)、改めて質問してみました。
以下、AIからの再回答です。
ユースホステル衰退の主な要因:
旅行スタイルの多様化と個人化
かつては「安く泊まれる共同生活型宿泊施設」が主流でしたが、
今は個人旅行が主流となり、
個室志向
プライバシー重視
の傾向が強まっています。
誰でも多様な安宿を簡単に探せるようになりました。
運営体制の硬直化
一部のYHではいまだに、
門限、消灯時間
民泊や他の安宿との競争
インバウンド観光客の多くは、より自由で多様な宿泊スタイルを求め、
YHではなく、ゲストハウスやホステル、民泊に流れる傾向が強くなりました。
山小屋のような特別な環境を除けば、転勤もノミニケーションも敬遠される今のZ世代にとって、「オープンスペースでの共同生活」はやはり受け入れがたい文化なのかもしれませんね。
butoboso0217
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木崎湖 懐かしいです❣️ かつて、鹿島槍ヶ岳を登り帰りに寄りました🚗💨
ユースも、どんどん閉館され悲しい限りです…。旅する人がいないはずないのですが…。
昔は、YAMAHAのオートバイ専用の宿泊施設もあり旅するライダーには、最適でした。
思い出のユースが、民宿、旅館で残っていてよかったですね😊👍
butoboso0217
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木崎湖YHの所在地は,当方からの日帰りサイクリングの圏内に入りますので,その門の前辺りまで通った記憶があるような無いような・・・・・・・といった所です.周辺にはサイクリングに好適なコースが何通りもありますし,木崎湖の東岸の縁を通るR148の旧道もバイパスのお蔭で自転車でかなり走り易くなりました.湖の全景を俯瞰できる❝お立ち台❞は自転車で走る体力や気力がもっと充実していた頃に来たかったです.
YHの衰退は,中学~高校の部活動による生徒の生活の囲い込み,それに受け入れる観光地側でも歓迎したいのは客単価の高い富裕層で,倹約・質素を旨とする青少年の旅行は❝お呼びでない!❞状況なってしまった等の社会的な情勢の変化も影響しているのでしょう.
善光寺の宿坊の1つ,「教授院」もJYHの看板は表から目立たなくなっていますから.
butoboso0217
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おはようございます。
当時のYHはヘルパーさんの多くは大学のユース研のボランティア頼み。
結果、常連さんをいかに囲い込むかが人気投票では大事だったみたいです(笑)。
日光駅近くにも2軒のYHがありましたね。私は下宿的な雰囲気の日光大谷川YHに泊まりましたが、大谷川挟んで対岸に日光YHが見えていましたよ。
ここもYH閉鎖後も宿泊施設を続けていましたが、今はどうなったかな!?
昔のYHはサイクリストの利用者が多かったですよね。見知らぬサイクリストともすぐに仲良くなれた場でもありましたしね♪
butoboso0217
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木崎湖と言えば若い頃の登山、会社関連のグループで、白馬八方尾根、唐松岳が目標だったか?美しい八方池辺りまで楽しく登り、又感動しました。が、女子も混ざってだのでバテ始めて...。結局、下山となりました。
登り途中、声掛け合った別のグループと行き合って、その中の女子が『えっ、もう下るんですか?』と薄笑い!恥ずかしかったです。
食料が余ってたので、木崎湖キャンプ場にテントを張って、大量に料理して、下着で木崎湖に飛び込んで楽しみました。
登山が水遊びになりました。
大町で味わった『イワナの味噌焼き』が絶品でした。
所で、今朝のニュースで、上田電鉄が沿線と、近くの住宅に太陽光パネルを設置して、その電力を電車運行に使う新しいシステムを実施するという。その分サービスや割引、P Rに還元する。素晴らしい。
全国の頑張ってる中小鉄道にも広がるといいですよね。特に頑張ってる『調子の外れの電鉄』さん、社長さんファイト!
butoboso0217
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おはようございます。
当時のYHは公営の大きな建物から、民泊的な建物まで幅広い宿のスタイルがYHの魅力でもありましたよね。木崎湖YHはロケーションも良いし、落ち着ける宿でした。ただし、日本一の人気は無理があるかな(苦笑)。
糸魚川スタートでロードで諏訪湖まで走った時に1泊しましたが9月とあって宿泊者も少なくゆっくり寛げましたよ。あの頃は国道長大トンネルもなく葛原峠やスノーシェードを越えての木崎湖着でしたよ。
butoboso0217
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おはようございます。
今回、車中泊3泊4日の行程でしたが、外国人観光客は1人も見かけず。彼らの情報源もネット情報頼りですから、行き先の偏りは大きいものですよね。
ボクシング、すっかり忘れていました。盛り上がっていたようですね。その時間は、網戸の張り替えしてましたよ(汗)。
AIの情報は時に的確ですが、所詮は情報のまとめ役。情報そのものが少ない分野は適当に誤魔化しているようなので、その手のマニアな方たちには受け入れがたいのです(笑)。
確かに40代の頃から私もYH宿泊は厳しくなったのは事実。今はご存知の通り駅前ビジネスホテルが大半です。確かに今の時代には合わないのかもしれませんが、全盛期の頃の役目は大きかったと思いますよ。それこそ青少年の育成の場としては最適だったと思いますし。今の若者だって、旅に興味がないというよりは、きっかけが見つからないのだと思います。
外国人観光客誘致ばかりでなく、国内観光者を世代問わず増やす努力しないと、外国人客ブームが終わったら観光業は衰退一方でしょうね。
butoboso0217
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おはようございます。
今回、林道からも鹿島槍ヶ岳が間近に見えていましたよ♪
YHもすっかり斜陽な宿泊施設になってしまいましたね。若者が泊まらないので「ユース」も名ばかりになってしまいましたが、同じような旅好きが集まる宿としての魅力はあると思うんですけどね。
木崎湖近くにライダーハウスがありました。それほど賑わっている感じではなかったですが、民泊的なライダーハウスも縮小するばかり。サイクリングステーションなる宿もあったんですけどね。
butoboso0217
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おはようございます。
今回は林道に入りましたが、木崎湖畔を走れる小径もあるので、のんびりサイクリングならこちらが気持ちよかったです。仁科三湖は観光地としては小粒ですが、静かな湖畔が魅力的ですよね。今回は5回目の訪問でした。
昔は公営の定員100名近くの大規模YHも各地にあり、団体学生利用も多かったですが、そんな場所の大半は建物の老朽化で壊されました。今や学生宿としてYHの役割も終えてしまいましたね。建物健在でもオーナー(ペアレント)の成り手がなくて休館しているところもあります。善光寺YHのように宿坊型YHも昔は珍しくなかったですが、今や貴重ですよね。
butoboso0217
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おはようございます。
チャイ爺さんも木崎湖周辺にはたくさんの思い出があったようですね。下着でドボン!! 若いなぁ。昔はそんなノリを恥ずかしげもなく出来ましたよね(笑)。
登山断念も仕方なし。無理して動けなくなったり怪我しても大変ですしね。女子が一緒なら尚更でしょう。そんな撤退も今や良き思い出でしょう!!。
地方のローカル私鉄は必至ですよ。都会の鉄道運営なんて生温く思えます。JRは儲からないとすぐに切り捨てようとする。地方鉄道見習え!! と言いたいです。
銚子電鉄、もはやグッズ・食品販売の売り上げが鉄道事業上回ってますし。ひたちなか海浜鉄道は、黒字近くまで回復して延伸決定!! どちらも社長さんの手腕が大きいです。上田交通も素敵な路線なので頑張って欲しいです。
butoboso0217
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おはようございます。
仁科三湖より先の白馬はインバウンド外国人だらけになったようですが、安曇野界隈は静かでしたよ。街並みも昭和の頃から変わりませんが、道だけは何処も綺麗になってました。国道は新道ばかり作ったおかげで旧道は自転車で走りやすくなりました。
今やYHも家族部屋や個室も選べるところも多いですが、昔のYHの印象のままで浸透してしまっているので敬遠されてしまうのでしょう。それと私ら全盛期を知るYHファンも流石に泊まりに行く気持ちも薄れてしまいましたしね。
昭和50年代後半、1泊2食2500円前後で泊まれたYHも今や6500円ぐらいになりました。決して時代背景としては高くはないのですが利用者、特に若者は激減しましたよ。
butoboso0217
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こんにちは。
まだ建物は残っているものの使われていないようですね。
駅から比較的近い場所ですし、もったいないですね。
ストリートビューは、こういう時には便利ですよね。個人宅のプライバシー問題は大きいですが。
私が泊まった大谷川YHはたぶん別の建物になったはず。元々古い建物でしたから。
話題にはなりませんが、東日本大震災で被災した陸前高田YHは季節の一本松とともに、そのままにされているようです。
butoboso0217
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あちこち道草は
ツーリングの貴重なスパイスでもありますね。
思い出の地を訪ねるのも
急がない旅ならでは。
ユースは高校時分は時々利用しましたが
その後は、酒が飲めないので足が遠のきました(苦笑)
butoboso0217
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おはようございます。
確かに酒が飲めなかった頃のYHを選択外とする人も多かったですよね。
最初に飲酒OKのYHに泊まったのは1985年の金沢YH。こちらには何とビールの自販機が堂々と置いてありましたよ(笑)。
90年代に入ると喫煙・飲酒OK、強制参加のミーティングなしのところも増えて居心地よくなりましたが、もはや青少年の育成の場としての役割は終わっていましたよ。
butoboso0217
が
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