明日から天気が崩れるようなので、仕事はそちらに回して久しぶりにロードレーサーで軽く流してきました。
太いパイプながらホリゾンタルなフレームの第2世代のデ・ローザ メラク。
現在でもハイエンドモデルとしてメラクは売られているようですが、このメラクはアルミ+カーボンのハイブリッドモデル。
息子が生まれる前に組み上げたので19年前モデルと既にクラシック的な雰囲気のロードレーサーです。
カンパコーラス組みで当時のカタログ価格は108万円!!
今時100万超のロードなんて当たり前でしょうが、当時は定価100万超は少なかったです。
もちろん、自分で組み上げているので、定価よりはかなり低額で作れました。
スーパーレコードのない時代、トップグレードのレコードの次に位置したコーラス。
当時のカンパは暗黒期から脱し、勢いを取り戻した頃。レコードはトップレーサー用とし、シマノデュラエース グレードに相当するのが、このコーラスとされていました。
ちなみにデュラエースは7800の頃です。当時は仕事が儲かっていたこともあり、デュラ7800も使ってみたくてKHSミニベロに組み込んで比較しています。
性能差!? う~ん、一長一短。どちらが性能良いとか悪いとか一概には言えません。
操作感の好みでは、私はシマノSTIよりカンパエルゴの方が使いやすかったぐらいです。
当時のカンパはメーカーの拘りがまだ感じられました。
スケルトンブレーキは個性あったし、フロントは制動力の高いダブルピボット、リアはコントロールしやすいシングルピポッド。
シートピラー(シートポスト)ももちろんカーボン。
銘柄がきちんと見える高さまで上げています。
サドルは私の愛車では基本装備なサン・マルコリーガルのチタンレール。
リーガルは見た目同じに見えても製造年で硬さが微妙に異なります。
オールカンパにしたかったのですが、ペダルだけは他のクロモリロードと合わせるためにデュラエース ペダルにシマノSPD-SLシューズ。
50kmほど走らせましたが、1年ぶりの乗車。
このロードはサイクリング用途な「ロードバイク」ではなくレースに出るために組んだ「ロードレーサー」。
ポジションはかなりの前傾姿勢。軽くて速いし、敏感なハンドル操作。
ですが、一般道走らせても楽しさはあまりありません。
ミニベロポタ親父と化した今の自分にはオーバースペックというより乗りにくいだけ(汗)。
それでも平地で少し本気踏みすると時速50km巡行できちゃうし、53Tのアウターでも踏み込める軽量感は、昔のレーサー時代の快感が蘇ってくるのでした。
同じ自転車でも普段乗っているミニベロやパスハンターとは別次元。
久しぶりに爽快感を味わってから缶コーヒータイム。
「進化の微糖」なる銘柄ですが、確実に身体は「退化の微走」になってました(笑)。
〔関連記事〕愛車紹介5/デ・ローザ メラク
https://butoboso0217.livedoor.blog/archives/581601.html
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本日はコメント欄は外してあります。