昔は長野県でしか乗ること(一般道走行)が出来なくて、敷居の高い自転車の頂点モデルであったタンデム自転車も、今では全都道府県で走行可能になりました。
だからといって、敷居の高さは相変わらずで、その姿を見かけることはイベント以外では皆無です。
そもそも同性2人で乗るのは寂しすぎますし、かといってサイクリング好き男子が彼女を後ろに乗せるなんて妄想が現実化することなんて稀でしょう。
何より、タンデム自転車は市販車が少なすぎて、基本的にはフレーム工房などにオーダー制作なので、ますます敷居が高いままなのでしょう。
こちらはトラック競技用のタンデム。
究極のスピード思考な自転車でしょうね。
そんな敷居の高いタンデム自転車ですが、気軽に乗れる場所もあるんです!!
先日の東京散歩で、涼を求めてふらりと入り込んだ公園です。
ビール飲んでたら、1羽のハシブトカラスが餌をねだって近づいてきました。
野鳥に餌をやってはいけませんよ。注意書きもしっかりカラスのイラストでした(笑)。
その場所は代々木公園。
ここにはサイクリングコースもありますし、レンタサイクルも用意されています。
何と、ここでタンデム自転車が借りられるのです!!
貧弱なブレーキに、強度不安なプラホイール。
もちろん趣味のサイクリストが本気で踏み込んではいけません。
基本的には親子かラブラブカップルさんが乗るためのタンデム車ですね。
前後にカゴが付いているのは何故でしょう(笑)。
たぶん公園外には出てはいけないのでしょうが、タンデム自転車の認知度を高めるには良いのかもしれませんね。
ちなみに、私も若い頃、山中湖他、湖のサイクリングコースで女房とタンデム車を数回走らせたことがあります。後ろの女房は見事にお荷物と化し、重たいだけでしたけどね(苦笑)。
タンデム車にワクワクしたサイクリストの大半は今や還暦すぎのベテランだけでしょう。
たたでさえ少ない若いサイクリストはタンデム車なんて見向きもしないでしょうね。
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本日はコメント欄は外してあります。