カワムラニシキ。
そう呼んでいたベテランサイクリストも多かった、神戸に本社を構える「カワムラサイクル」。
中学生の頃、隣のクラスの○○がカワムラニシキのランドナーを買ったらしい!! なんて噂を自転車好きのクラスメイトから聞いて羨ましく思ったものです。

こちらは84年頃のニシキグローバル・スピードツーリングの広告。
エアロブームの名残り的にWレバーはトップマウント、ペダルはアダマスAXが取り付けられています。
ランドナーとスポルティーフの良いとこどり的なモデルで他社との差別化。

MTBブームでもカワムラサイクルは積極的に新機構を採用していた印象があります。
こちらは以前も紹介した3プーリーのサンツアーXC変速機を採用。
ニシキと言えばロードレーサーも有名であり、カワムラサイクルの自転車販売終了後にフレーム工房として作られたVIVALOフレームはニシキロードの直系であることも知られています。
そんなカワムラサイクルは今も健在!!
ただし、現在ではサイクリング車を含む一般自転車の製造販売からは撤退。
今は車椅子生産・販売を行なっています。
会社のHPのトップ画面。
下段真ん中の写真は、まるでフレーム工房の作業のようで匠の技を感じさせます!!
名前は失念しましたが、東京都内の自転車フレーム工房でも車椅子オーダーを請け負っていますから、サイクリング車と車椅子には共通する部分があるのでしょう。
車椅子といっても、競技用のタイプも多いですしね。
自転車部品の製造は、大阪の会社であることが多く、シマノはもちろんのこと、サンツアー、スギノ 、ヨシガイも大阪でした。
しかし、自転車の完成車メーカーは関東に多かったように記憶します。
そんな中、カワムラサイクルは昔も今も兵庫県神戸市に拠点を持ち続けるメーカーです。
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