昨日は、午後から銀行用事ついでに久しぶりに本屋を覗きました。
お目当は先日公園呑みした8氏から情報もらって面白そうな内容の「Bicycle Club」誌を買うためです。
20日販売だから、10日も経っていたら完売しちゃってるかな!?
そう思いながらも店に入ると、まだ4冊も残っていました。
同じ発売日のサイクルスポーツは完売したようで置かれておらず。
激務のご褒美の散財!!
余計な雑誌まで購入して帰宅しました。
ベストカーは今でも月2回発行しているのですから凄いですね。
紙媒体の書籍は何処も苦しくなる一方、電子書籍にシフトしても売り上げ改善は望み薄。
バイシクルクラブ、出版社が変わり、2025年春から2ヶ月に1回発行から季刊詩に変更。
内容もロードバイク本から刷新し、自転車全般の情報誌的になりましたが、売れ行き上昇とはいかずに、次号からは年2回の発行に……。
4年前にもこんな記事を書いています。
40年前の創刊時の頃は毎号買い、その硬派な内容にサイクルスポーツやニューサイクリング誌との住み分けを感じましたが、MTB、ロードバイクとその時々の流行り車種に媚びるような内容になった頃から不定期購読になりました。
そして、今月のメインテーマは「金属フレームの魅惑」。
ベテラン含む偏屈クロモリロード乗りなら喜びそうですが(私もその一人!!)、ロードブームで自転車乗り始めて、今も頑張って自転車走らす層には「今更なに!?」的な内容かもしれません。
現に今も月刊誌で頑張るサイスポは売り切れていたのに、バイクラは先述のように4冊も残っていましたから。
1840円という価格も無理がありますしね。発行回数少ないから値上げも仕方ないですが、サイスポは1000円ですから。
エイ出版時には、こんな別冊をたくさん出していましたが、こちらだって買っていた層はかなり偏りがあったと思います。
今のバイシクルクラブは、上記と同じく別冊的に年数回発行していた自転車生活(のちにバイシクルプラスに変更だったかな!?)的な誌面になり、個人的にはロードバイク本な月刊時代のバイクラよりも好感もてます。
でも、今更そのスタイルに変更しても焼け石に水かなぁ……。
一時期、バイクラもサイスポもゴミになりかねない付属おまけが付いて売られていたことがありました。
その頃に、完全に自転車雑誌には見切りをつけました。
金属フレームの魅惑かぁ……。
私にとってはクロモリフレームが全てかなぁ。
アルミ・カーボンも乗りましたけど、それが素晴らしいとか楽しいとかは全く感じませんでしたから。

自転車って、どんな場所を走らせて楽しむか!?
それが一番であって、そのシチュエーションに合わせた自転車選びをする。
フレームの素材なんて何でもいいんです。壊れなければね(苦笑)。
少なくともカーボンフレームなんてものは、軽く速く走らすためのものであり、それが全てのような雑誌の発信=ロードバイクの偏りすぎた流れがおかしすぎたんですよね。
eバイク!? グラベルロード!?
今更紙面飾っても、自転車飽きた層が再び買うとは思えません。それを走らして楽しむ場所も少ないですしね。個人的にはディスクブレーキ、電動変速機だって要りません。選択肢としてあるのは良いですが、そればかりになるのは困りますからね!!。
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出版業界の厳しさは身をもって感じています。
我が家が20年以上続けている某出版社の仕事、昨年単価値上げどころか値下げ要求されましたから。
特殊な仕事でノウハウ持っていないと出来ない仕事なのに今更値下げですか!?
それを受け入れるしかない、下請け会社(フリーランス)の廃業相次ぐのも当然ですよね(汗)。
昔は定期購読していた写真・カメラ雑誌老舗の「CAPA」。
こちらも月刊誌から季刊誌に変更されるようです。
書店も潰れる一方だしなぁ(悲)。
※ようやく激務から解放されたので熱弁させていただきました(笑)。
〔先日の東京散歩の記事をブログ別館で公開中〕
https://butoboso.blog.fc2.com/blog-entry-995.html
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コメント
コメント一覧 (20)
激務から解放されて良かった良かった。人間らしい生活に戻れたね。
今まで出た(エイ出版時の?)クロモリ系の本は、見てくれ重視なオタク系が喜ぶ記事が多かったと思う。今回の Bicycle Club の特集は技術的な記事があったのが良かったよ。おれはそっち系の話しが大好きだからね。
年2回の発行は淋しい気もするけど、競技に偏らなければ自転車趣味の見聞が広がるから良いと思うな。
butoboso0217
が
しました
アルミロードは片道10数キロの通勤に使ったことがありますが、ガチガチで疲れます。
カーボンは消耗品につき論外。
他人の意見や流行りを
一切無視する偏屈野郎(ワタシ)は
鉄以外の選択肢はありません。
もはや良い悪いではなく
盲信と言っても良いかと(笑)
butoboso0217
が
しました
お疲れ〜。
毎年夏場は閑散期で長く感じたけど、今年は異常に秋が早く来た感じだよ。カレンダー見たら今日から10月だもんね。9月分の請求書作らなきゃ(汗)。
まだきちんと読んでないけど、確かに増刊号的なノリとは少し違うみたいだね。しかし、この手のネタだと自転車人も結構内容良かったからなぁ。
思ってたよりも広告ページあるようだけど年2回発行だとムック本的な扱いになっちゃうから数少ない広告主も離れちゃうかもね。
編集後記に2人しか書いていないのも厳しい表れかなぁ…。
butoboso0217
が
しました
こんにちは。
乗り味もコスパに優れた素材がクロモリであったはずなのに、今やクロモリが古いって感覚なのがおかしいですよね。
アルミは割れるし、カーボンはホイールによっての乗り味の幅が広いので自分に合わせたセットが難しかったです。やはりクロモリ+手組ホイールがベストに思えますよ。
レースやロングランイベントにでも参加しないかぎり、他の人と比べる必要もないですしね。
いよいよウチの主力ミニベロはハイテンからクロモリに昇格です(笑)。
butoboso0217
が
しました
今日は一日エアコンなしで過ごせる涼しい天気でしたが、明日はまた夏日になるそうです。
私の地元では、ジュンク堂や三省堂といった大手を除き、街の本屋さんはすべて姿を消してしまいました。インターネットの普及や、コンビニで新聞や週刊誌、マンガまで手軽に買えることが影響し、売上が減り続けた結果なのでしょう。
ただし、古本屋はいくつか残っており、古書はもちろん、昔のビニール本や中古DVDなども人気があり、根強く営業を続けています。
一方、カメラ業界も大きな変化がありました。出荷台数は2010年のピーク時には約1億2千万台でしたが、2023年にはわずか1千万台にまで落ち込んでいるそうです。その主因は、高性能化したスマホカメラがコンパクトデジタルカメラの需要を奪ったことにあります。しかしその一方で、高性能ミラーレス機や高級レンズといった“趣味としてのカメラ”は、所有欲を満たす存在として支持され続けているようです。
butoboso0217
が
しました
BicycleClub気になったので早速購入して来ました!
創刊40周年で年2回ペースの発刊!思い切った決断ですネ~
サイスポは定期購読しておりますが、発売日に届く事は稀で、最遅は23日着(涙)
ここ最近は、紙質と共に内容も薄くなって、パラパラと見て終わるのが殆ど~
バイクラ最新号も先ほどパラパラと見ましたが、コチラは金属フレームの特集!特にレジェンド新所長の競輪選手養成所の記事と興味をそそる内容で思わず熟読しそうでしたが、他にやる事がありますので、秋の夜長の楽みにとっておきます!!
国スポでカーボンの自転車ばかり見て来て、帰宅し片付けを終えた後一番に弄ったのは、鉄パイプSLX仕様のデローザでした(笑)
やっぱ、スチールフレームに手組みホイール、も一つ言えばWレバー仕様が見た目も落ち着きますし、何よりしっくり来ますネ!!
butoboso0217
が
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こんにちは。
今日は涼しいですね。東京の夏日が112日ぶりに途絶えたとか。
ただ、室内でエアコンつけずに自転車いじっていたら汗びっしょり。湿気も下がって欲しいのです!!
書店消えてますよね。特に個人店は尚更。我が家近くにも3軒あったのが今や大型ショッピング施設に入ったチェーン書店でだけですよ。そこまで無くなったら困るのです!! 電子書籍は手を出す気になれないのです。試し読みした段階でおしまいです。以前はヤフープレミアム会員で電子書籍がたくさん見れたのもサービス停止しましたし。
カメラ業界、売り上げはミラーレス一眼の高額品のシフトでコロナ後にV字回復しているようですが、それも長続きはしないでしょうね。スマホのおかげでPCやカメラは売れない時代になりましたね!!
butoboso0217
が
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こんにちは。
バイシクルクラブ買って来ましたか!! 口コミで多少は売上に貢献したかな(笑)。
とはいえ、この値段だと内容が好みでないと手は出しませんよね。年2回もどこまで続けられるのか怪しいですが頑張ってほしいですね。
サイスポも広告本と言われていた頃からすると薄っぺらになってしまいましたが、バイクラほど内容に偏りがなかった分、ブームが去っても月刊ペース死守してますよね。こちらはさすが老舗雑誌の貫禄といったところでしょう。
自転車も鉄分濃いものが好みです(笑)。
そして全てが自分で組み上げ・調整できる自転車の方が趣味心もそそるのです。
やっぱりクロモリホリゾンタルが一番美しいですね♪
butoboso0217
が
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butoboso0217
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こんにちは。
私も若い頃に数回入選させていただきましたよ。
新製品に関する情報としての役割は月刊誌としては終えた感もありましたけど、季刊誌となることでフォトコン回数が減ることを残念に思う人も多いでしょうね。
とはいえ、最近のCAPAのフォトコン応募者の多くが50代以上に偏っていたのも確かです。自転車趣味もそうですが、写真趣味も高齢化が目立ち、若者が興味を持たないジャンルになってしまいましたね(悲)。
butoboso0217
が
しました
私が20代の頃は『サイクルスポーツ』の誌上売ります、買いますでフジの中古フレームを入手しましたっけ。前述ですね。
定年過ぎて『Bicycle Club』を読み出してましたが、知らぬまま上野で中古フレームのh o l k sを購入しました。東叡社の製造番号が入ってました。そしたら、別冊の『クロモリロードバイク』の誌上座談会に、横尾さんが出てました。ビックリ!
Bicycle Clubは、自動車雑誌『Car Graphic』に立ち位置が似てる様な気がしてます。
私、アイレスと言う昭和30年代のフィルムカメラをオークションで入手しました。
外付けファインダーとYフィルター、専用のアルミキャップも探しました。
モノクロ専用で試します。
一眼レフのオーバーホールの1/6の予算でした。でも、フィルムが高いです。
色々失敬しました。
butoboso0217
が
しました
こんばんは。
何とアイレスカメラを購入しましたか!! ライカのレンジファインダーを参考に作られた国産カメラですね!! 私が生まれる前に潰れてしまったメーカーでもあります。
外付けアクセサリーもよく見つかりましたね。レンジファインダー機は唯一使ったのはコンタックスでしたが、それを探すときにアイレスもたまに見かけましたよ。懐かしいなぁ。
バイシクルクラブ、その通りです。創刊時はカーグラや別冊モーターサイクリスト的な雰囲気の自転車雑誌でした。とっても大人の香り漂う雑誌だったのです!! ところが、どんどん流行り物を追いかけるような内容になってしまったんですよね。今や当り前のロードバイクという名称もバイクラが発祥と言われます。おかげで昨今の自転車乗りにロードレーサーと言う言葉が通じなくなったのは悲しいことです。
butoboso0217
が
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雑誌業界、紙物、廃れる一方ですよね。自転車ブームが去った事もありますけど。近所のスペシャの店舗、お客さんがまばらな感じがします。
ロードバイク=バイクラ編集員がつけた名前と言う事で有名ですよね。ロードレーサーです。昔の友人、ロード、トラック共に「レーサー」と呼んでいました。
自転車フレーム、自分は部屋にあるクロモリ鋼フレームの自転車乗って一生遊べそうです。カーボンフレーム必要ないです。
butoboso0217
が
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激務の短期労働ならそれほど嫌いではないですが、体削ってるのでギャラは欲しいですよねぇ!
CAPAはよく頑張ってますね。写真は、真実でないものも写せるようになって、昔の写真のような強烈な感動が減ったというか、埋もれたというか・・・。
カメラは本当に高くなってしまって、だんだん飽きられていきそうな予感がしますね。
butoboso0217
が
しました
おはようございます。
ロード専門のようなショップは閉店するところが増えて来たようですね。MTBブームの時はロードブームへの流れもありましたけど、今やそれもなしですからね。
MTBは若い世代にもウケがよかったですが、ロードは中高年ばかりでは次世代の自転車好きを育てる意味でも薄かったように思いますよ。まぁ業界的には潤ったのでしょうが。
確かに「レーサー」だけで読んでいましたよね。ロードレーサーというとオートバイと混同しがちでもありましたから。今だと昔ながらのレーサーはクロモリロードと言わないと通じない時代になりましたよね。
butoboso0217
が
しました
おはようございます。
どの業界でもそうですが、末端作業的なフリーランスは苦しめられる一方ですね。
かといって印刷・出版業自体が儲からない仕事になってしまいましたから仕方のない部分もありますが…。
騒がなくなったけど、やはりインボイスはフリーランスいじめだけな制度でしたね!!
CAPAは時々新製品情報が見たくて買っていましたが、その他の面白いコラム記事も消えてしまい内容はジリ貧一方。ページは薄くなるのに値段だけは上がり続ける負の連鎖でした。自転車以上に写真業界は広告を出さなくなったのが打撃だったのでしょう。
ウンチクだけのカメオタは相変わらず目立ちますが、作品としてきちんと写真が撮れる人は減りましたよね。
butoboso0217
が
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ま、人畜無害の趣味なんですから(中には人畜有害な趣味をお持ちの方がいるかもしれませんが。(苦笑))あまり流行りに乗らずに(てか流行りに背中を向けて)こだわりを持っていた方が面白いし深みを感じられて楽しいと思ってますよ。
それをまたそんなこだわりを含めたブログ記事を読ませていただくのも楽しいのですがね。
雑誌が売れないのは金を取って売ってるにもかかわらず書き手の語彙の少なさが面白みを半減させているのも売れない要因でもあると思ってます。
昔のニューサイの特集の談論風発での綿貫さんと編集長との対談で、物事は家の構造でも木の名前でもなんでも、自転車に全く関係ないこともよく知っていた方が文章の深みが増すなんてことをおっしゃってましたけど、まさにその通りだとも思ってますよ。
自転車もキャンプもブームが去りみんな何をやってるんでしょうか?
また新たに群れるネタを探し回ってるんでしょうかね。(笑)
自転車もカメラもキャンプ用品も今や中古でいいものが安く入手できると思うのですが。
わたくしめはあまり乗ってないけども自転車ににしてもカメラにしても釣りにしてもスキーにしても、こだわりを持っての外遊びが一番健全で充実していて楽しいっすね。(笑)
butoboso0217
が
しました
こんばんは。
そもそも自転車なんて特殊な趣味、しかも競技車のロードが流行ってしまうのも中高年の運動不足=健康器具的なピースに何故かハマってしまったからでしょうね(苦笑)。
かといってベテランサイクリストの多くはそっち方向ではありませんでしたから、同じ自転車趣味でも壁のようなものが出来てしまいました。
元々外遊びが好きな人なら良いですが、そうでない人が自転車やキャンプ遊び続けたとしても長く続かないのは当然な流れでしょうね。
雑誌は流行に合わせて増えても、結局はブームが終わると採算合わなくなる。当たり前ですよね。そういう意味ではビーパルは凄いと思っていますよ♪
遊びを絞らず外遊び全般なネタなので読者を飽きさせないのでしょう。
話していて面白い人って、色んな遊びと雑学知識持ってますよね。昔のニューサイにはそんな大人の方々が執筆していましたよね!!
butoboso0217
が
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SNSの情報化の発展で,例えば往時の自転車誌の読者投稿のページにあったようなレポート等はその辺にゴマンと出てきますしね.
自転車関連の書籍や現存する雑誌類では内容が大人向きばかりで,10~20代に往年のサイクリング人気の復興をアピールし,現時点では数は少ないながら本格的なスポーツ自転車に打ち込むジュニア世代を応援する企画が(私の見る限り)皆無ですし,往時のCS誌に見られたような自転車業界や道路行政のあり方に堂々と物申す企画が無い(かのご意見番氏のページはあるものの)のも非常に物足りなさを感じております.
butoboso0217
が
しました
こんばんは。
鉄道ジャーナルが実質廃刊されてから半年弱。鉄道雑誌も以前に比べると減りましたよね。それに比べると自転車月刊誌は元々サイクルスポーツとニューサイクリングだけだったのが、ブームのおかげでたくさん増えましたが、それも大半が息切れで終了。
こうなると紙媒体そのものが時代遅れになってきたのかもしれませんね。悲しいことですけど…。
今の子供たちは小さい頃からデジタル端末に精通しているので、漫画雑誌すらあまり買わなくなってしまいました。利益優先で大人の趣味にシフトしてしまった自転車趣味は雑誌どころか自転車売り上げそのものに打撃を与える一方でしょうね。
マイロネフさんの紹介する動画サイトのツーキニストな疋田さんも以前はバイシクルクラブで吠えてましたが、場を変えましたね。
butoboso0217
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